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2018/07/09

AI・ITの時代だからこそマーケターに求められる❝人間らしさ❞という考え方
筆者:城後
 

 

 

未来の社員も登壇した各界のマーケターが一堂に結集するアドテック!

 
アドテックを知っていますか?聞いたことはありますか?ほとんどの方は知らないと思います。ただ、将来マーケティングの仕事に興味ある、マーケターになりたい人はぜひ覚えてください!
 
アドテックとは。。
下記アドテック東京公式サイトより引用 
【アドテックは世界の主要都市で開催されるマーケティング・カンファレンス。広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まります。アドテック東京は2018年で10回目。アドテック関西は2018年で5回目の開催となります。

いまや関西で最大規模の国際マーケティングカンファレンスに成長しました。2016年はカンファレンス来場者3000名超。うち広告主の比率は20%以上と非常に高くなっています。京都、大阪、神戸の三都市で、今注目のデジタルマーケティングシーンを捉え、各会場ごとにメインテーマを設定。各地の広告主企業とエージェンシー、メディア、テクノロジーベンダーが一体となったカンファレンスを開催いたします。

アドテクノロジーにとどまらず、それに関連するブランディング、コンテンツ、デザイン、マーケティングマネジメントも包括し、常に最先端の議論が展開される場となっています。】
 
簡単に言えば、各業界からマーケターやそれに携わる方が集ま最新のテクノロジー・広告・マーケティングについて議論するというものです。

そんなアドテック関西(07/04月)に弊社のマーケティング部署である感動支援グループAI・IT推進企画チームの新卒1期生入社M・M(入社6年目:課長)がパネラーとして登壇してきました!



M・Mさん:IT推進企画チームの入社6年目。入社5年目には課長というポジションにまで昇格

プロフィール
■出身大学:同志社大学 文学部英米文学科
■入社理由:シンプルにダイレクトマーケティングが面白そう、成長しそうな会社だと思った
■入社年/部署変遷:2013年入社 ご縁 お客サポ 感動支援実感向上 感動支援CRM
■趣味:キャンプ!!

 

当日の内容について、本人にインタビューをしました。

 

城後:M・Mさんよろしくお願いします!

 

M・M:よろしくお願いします!

 

城後:早速なのですが、アドテックではM・Mさんの他だと、どんな企業で働いていて、どのようなキャリアの方が多かったですか?また雰囲気はどうでしたか??すごくイケイケの人が集まってそうなイメージです(笑)

 

M・M:イケイケどころか、「スーパーイケイケ」でした。笑

1年目の時にアドテックを見に行った時、色んなマーケターの方が各々の意見をぶつけあって活発に議論している様子を見て、「いつか自分も、自分の意見を持ってこういう場に出たいな...!」と思っていました。    

今回、私が登壇したセッションでは、ボタニカルシャンプー”Botanist”さんのブランドマネージャーや、”よなよなエール”で有名なヤッホーブルーイングさんの通販事業のディレクターの方とご一緒して、3人でセッショントークをさせていただきました。大体100名ぐらいお客様がいらっしゃったかな?と思います

 

城後:「スーパーイケイケ」(笑) なんか想像できます!1年目のときに思い描いたことが実現したのですね!そして一緒に登壇された方、、、凄いですね、、お客様も100名。。私もアドテック参加してリアルな話を聞いてみたいです!今回、お三方ではどのようなテーマでディスカッションを行ったのですか?

 

M・M:今回私が登壇したテーマでは、「ファンの共感・信頼はどこから生まれたか?」という、アドテックの中ではどちらかというとテクノロジーよりもマーケティングに傾いたような内容でした。

 

城後:なるほど。たしかにマーケティングに傾いている内容に思えますね!M・Mさんはどのような話をされましたか?

 

M・M:就職活動においても関係あるかもしれないのですが、私は、ファン作りにおいては、まず最初に「ベネフィットありき」という事をお話しました。関係性作りの初期段階において、お客様は「結局この商品・サービスは自分とってどんなメリットがあるのか」という事が伝わらなければ始まらないし、そこにご満足いただけない限りはファン作りが始まらない。
その後になって、
会社の価値観などに共感して頂きやっと「ファン」になってもらうのが自然な流れだと思うんです。就職活動のアピールだって、自分がどう会社に貢献できそうか、という点を強調したほうが人事担当が耳を傾けてくれるんじゃないかと。

 

あとは、「両輪で考える」という事もお話しました。マーケティング業界のキーワードとして”数字の最適化”、”数値の最大化”、”施策M(マーケティングオートメーション”)とか、「効率重視」なところがあります。もちろんそれがマーケティングの面白み・醍醐味であり命題です。
とはいえ、そんな
「効率」「効率」「効率」ばっかり考えているマーケターからモノを買いたいとはあまり思わないのではないでしょうか? 人は”感情”で物事を判断できます。ある意味「非効率」な部分である、お客様との雑談とか、ちょっとした一言での気遣い、マニュアルに書いてない行動とか、そういった人間関係の基本みたいなものも大事にしてハイブリッドで施策を考えていくのがマーケターに求められる思考なのではないかと、そんな事をお話させていただきました。

 

実は終了後アンケートで人気ランキングが4位(全40セッション中)でした。登壇したのは初めてでしたが、来場された皆様に少しでもヒントになるような話が出来たのかな~と思って嬉しかったです。

 

城後:そうですね!仰るように、就職活動においても関係があると思います。就職活動で最終的に大切なことは「自分が入社することで御社にこんなメリットがありますよ!!」と伝えること。その根拠となる事実、つまり過去の経験や、自分は将来こうなりたいんだということまでを面接官に伝え、一緒に働きたいと思わせることですことです。おおげさにいえば、信頼され自分のファンになってもらうということですね。

   

それから「両輪で考える」というお話の確かに、効率さばかりを求めているマーケターからものを買いたいとは思いませんね。感情や基本的な部分本当に大切だと思います。また就職活動の話になってしまうのですが、就職活動でもこれは同じなのではないかと思います。どれだけ頭が良くて、論理的に上手に話したとしても、人間らしさが分かるような話や感情を動かされるような事がないと「あなたと一緒に働きたい‼」と即答はできないんですよね。。頭は良さそうなんだけどなぁ、、という印象で終わってしまいますね。両輪で考えるということはとても大切なことですね。


そして人気ランキング4位!!凄いですね!!ぜひ来年も出ていただきたいです!!(笑)


本当に凄い方ばかりが参加されていたと思うのですが、その場に実際に行き、パネラーとして参加されてみて感じたことや思ったことなどありますか?

 

M・M:一緒にセッショントークさせていただいた2社のマーケターの方もそれぞれの視点での議論の展開があったり、お2人が悩まれている事がお聞きできて大変勉強になりました。実はアドテックが終わった後もセッションメンバーで終電ギリギリまで飲んでいたのですが、そこでもマーケティングに関する話を延々としてました。最近の流行り、成功事例、社内体制、物流、ツール、ブランド戦略、パッケージ、オーダーフォーム、レターの使い方、、、もうジャンルが尽きなかったです。人によって色んな考えがあって、施策が上手くいったり上手くいかなかったり、色んな視点でどうしたらお客様に喜んで頂けるか、そんな事を悩みながらずっと考え実行し続けていく、マーケターってめちゃくちゃ面白い仕事してるなぁ~と改めて感じましよ。

 

城後:とても貴重な時間ですね!そういった方々と肩を並べて飲みながらマーケティングについてお話する、、憧れます。単純に羨ましいです(笑)



写真一番左がM・Mです!周りの方も含めスーパーイケイケ感が伝わります(笑)

 

最後の質問です!!未来もマーケティングやお客様への「おもてなし」に力をいれていますが、今回参加したアドテックからの気づきや学びでこれからの未来に生かしていけそうなことなどありましたか?

  

 

M・M:ファン作り、というテーマだったのもあって、自分自身、これからの社内の施策についてヒントがありました。いま企画中のものがあります。単純に商品を買っていただければ良いわけではなく、その後どう長期的な関係づくりをお客様と築いていくか、そのプランが今の未来に無いわけでは無いですが、もっともっと緻密に考えていかないと、、と反省しました。

    
余談ですが、就職活動も、
単純に会社に入れば良いわけではなく、その後会社の中でどう成長していきたいか少しでも考えられている方が、入社してからも自分自身を楽しめると思いますよ。

やっぱりハイレベルな人の話を聞くと勉強になりますし、上手くいっているものがあればマネできていいですね。笑 これからもお客様に喜んで頂ける企画を考え続けていきたいです。

 

城後:マーケティングのお話から就活の話まで、幅広くお答えいただきありがとうございました!

 

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