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2019/06/06

初挑戦!ドラフト制のジョブローテーションとは?
筆者:フリッチ
 

 

 
 
 
 
今期の経営計画発表会にて、実は、未来初のドラフト制ジョブローテーションを行いました!
【ドラフト制度】とは
プロスポーツの選手に対し,チームが入団契約の交渉権を獲得するための一制度。日本のプロ野球では〈新人選手選択規定〉といい、1965年より導入。年1回のドラフト会議で抽選により球団が指名希望選手に対する交渉権を獲得する。
すでにご存知ですよね(笑)今回、新入社員が19名入社した未来では配属先を「ドラフト制度」にて決めました!
 
 

なぜドラフト制度?

 
良いアウトプットをするにはインプットの量を増やすこと、つまり体験の量を増やすことです。未来ではジョブローテーションを積極的に行い、いろいろな部署を経験することで体験の量を増やし、アウトプットの質を高めることを目指しています。
そんな中、今回のジョブローテーションはなぜハラハラドキドキなドラフト制度を活用したのか。
 
【1】チームで「選び」、責任をもって「育成」する
通常のジョブローテーションは会社の辞令によって決まり、チーム(上司)は新しく配属された社員を「受け入れる」というイメージではないでしょうか?もちろん、そのジョブローテーションでも「育成」は伴いますし、配属先の先輩社員は受け入れ態勢を整えます。
ですが、それってものすごく受動的に感じませんか?「辞令があったから」「会社の決まりだから」=仕方なく、までは行かずとも少なからず決まりにしたがって育成をする、というイメージが強いです。
対してドラフト制度にすることで今回はチームの責任者自らが「チームに欲しい!」と思う新入社員を「選びます」。選んで迎えるからには、受動的なジョブローテーションよりも「自分たちで育てるんだ!」という強い責任感を持ち、「ああ、この新人さんは会社辞令でこの部署にきたから仕方ないか」では許されません。
上司一人ひとりが新人ひとりひとりを、当事者意識を持って育成することのできる究極の方法がドラフト制度でした。
 
【2】「選ばれた」という使命感
【1】はチーム・上司目線です。では新人目線に立ったときになぜドラフト制度を遂行したのか。
一点、間違えないでほしいのは「残り物になったら嫌だ」という考え方です。まず、未来の人財に残り物という社員はいません。新入社員全員が、その部署に「選ばれている」のです。すなわち期待されているということです。
会社辞令でジョブローテーションを行う場合ももちろん期待されているわけですが、ドラフト制度は「チームから」「直属の上司から」大きな期待をされて配属になります。そういった環境で新人は期待以上の成長を見せようと使命感に駆られ、通常のジョブローテーションよりも成長スピードがとても早いです。
 
 

実際にドラフト制度をしてみてどうだったのか?

 
当日の新入社員の配属先発表の様子がコチラです。
ドキドキが伝わるこの緊迫感!
 
中には涙する新入社員もいました。話を聞くと「選んでいただいてとても光栄だった。」と話していました。
例え希望していた部署に配属にならなかったとしても、そのチームから選ばれて、必要とされて、配属が決まります。
現在、19卒新入社員19名がそれぞれの部署に配属され、それぞれの環境で著しい成長を見せています。ドラフト制度を用いたジョブローテーションは一人ひとりの成長はもちろん、会社としても新しい試みでしたが、こうした新しい仕組み・挑戦をし続ける会社を目指して、未来は進化し続けます!

 
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