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2021/03/11

目標を立てる
筆者:石黒太一
 

 
仕事に限らず、目標があるかないかは大切なことです。なぜなら、目標があることでやったこと、結果と比較する事ができます。PDCAサイクルを回すためには計画(P)があることで結果が良かったかどうかが明確になります。もし目標・計画がなければやりつづけたとしてもステップを登っているのかどうかわからないまま、やっていくことになると改善もできません。より良くしていくためには狙いが必要です。
 
高い目標を立てるということは自分の成長にとってプラスになりますが、高すぎてやる気を失ってしまうのであれば、小さな目標からコツコツ積み上げていくことも一つの方法です。小さなステップを乗り越えていくことで自信を付けていく。その自信がどんどん大きくなっていけば、高い目標へのチャレンジもできるようになっていきます。生まれたての赤ちゃんは歩くことができないですが、はいはいをしたり、つかまり立ちをしたり時間をかけて立てるようになっていきます。いきなり、100メートルを10秒で走ることはできません。仕事の目標でも新人のときに”オリンピック選手”並の目標を立ててしまったら達成の難易度が高すぎて諦めてしまうかもしれません。理想と現実のギャップを力に変えることが重要になります。
 
目標を立てて、できなかったこと、達成したことに対して一喜一憂する気持ちもわかりますが、そこは冷静に、なぜできなかったの、なぜできたのか、更に良くするにはどうしたらいいのか、と客観的に分析しておくことです。済んでしまったことは変えられません。しかし、その結果から未来に向かってより良くすることはできます。振り返りであり、改善です。PDCAサイクルであれば、CとAが成長のキーになります。やりっぱなしにすることは簡単です。ほとんどの行動がそうなっていることもあります。だからこそ、定期的にチェックと改善をしていけば階段を登っていくことができます。大きな目標を分解してみる、その目標のための小さな行動でPDCAを回してく。そうすることによって、目標を立てることを怖がったり、失敗を機会に変える習慣が身につきます。

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