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2021/03/23

あなたの強みを教えて下さい
筆者:石黒太一
 

 
面接の中で「強み」を聞くことがあります。自己分析などを通して強み弱みを考えることも多くあると思いますので、今日はこの点について少し深く考えてみましょう。
 
そもそもで自分の強みということは分かるのでしょうか。「私は前向きさが強みです!」という場合に、前向かどうかは何をみて分かるでしょうか。見てわからないものは人によって判断軸が異なります。前向きといっても失敗は自分の成長の糧であると捉える人を前向きと言うのか、悪口を言われてもいつもニコニコしている人のことを言うのか。基準は曖昧です。ここから分かることは、なぜそう考えたのかの背景や理由を合わせて表現する必要があります。「なぜなら」「このような経験があるから」です。
 
強みは一つだけではありません。多様な側面が人にはありますし、強みと弱みが裏表にあることもあります。心配性であるということが慎重に着実に物事をすすめることができるという強みになることもあります。性格のタイプ別診断で「あなたは〇〇タイプ」とか、「私はO型だから〇〇」といった分け方を目にしたりしますが、それも人にとっての一部分であることがほとんどです。自分をどのように伝えるのか、が重要であり、複雑なものを分析して、ポイントを絞って相手に伝えることが「あなたの強みを教えて下さい」という問いでは求めらえているとも言えます。
 
話にも構造があります。伝えたいことがあり、その根拠となることをピラミッドのように構造化することでロジカルに話すことができます。伝えたいことに対して「なぜそうなのか?(Why So?)」という問いで根拠を掘り下げていきます。逆に、根拠を並べてみて「だから何?(So What?)」と結論をまとめていきます。この上下関係をチェックしながら、構造が成り立っているかを確認してみましょう。「私は前向きさが強みです」ということを言えるのためには「なぜそうなのか?」を3つ書き出してみましょう。書き出した3つを「だから何?」という視点で見たときに、伝えたいことにつながっているでしょうか。この習慣が身につくと強みだけに限らず、相手に伝わる伝え方に大きく変わっていきます。

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