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2021/05/08

何か質問はありますか
筆者:石黒太一
 

面接の後半で「何か質問ありますか?」と聞くことがあります。この質問の意図は、もっと自社のことを興味を持って欲しい、不安や疑問などのモヤモヤを一つでも解消しておきたいなどがあります。場合によっては質問時間を多めに取ったりすることもあります。質問は興味関心がないとできません。準備不足で面接に挑むとそういった点からも伝わってしまいます。質問する力は人それぞれですが、できればトレーニングしておいた方いいと思っています。単純に場数を踏むということも一つですし、興味を持って質問してみるということもあります。また、同じ質問を複数の人にしてみるということも違いを感じることができますので、練習でやってみるといいかもしれません。
 
「1日のスケジュールを教えてください」長年、この質問に困ることがあります。採用サイトに社員の1日の流れといったコンテンツを設けている企業さんもありますし、1日何しているんだろうって思うのももっともな疑問ではあります。さらには、インターンシップなども実際の職場で実業務をするような本来の意味でのインターンシップが多いわけではありませんので、その職場の1日がどのようになっているかはわからないものです。しかし、1日のスケジュールがルーチン業務ではない場合や業務によって日々バラバラの場合、入社してから思っていたことと違う・・・、につながってしまいます。おすすめは、OBOGや先輩社員と話をするときに、「昨日1日のスケジュールを教えてください」と聞いてみると良いかもしれません。身近な年代の社員が何をしているのかをリアルに知ることで具体的なイメージを持つことができます。
 
企業研究をして質問をすると、自分の理解と実際がどれぐらいギャップがあるかがわかります。例えば、「Aという商品がよく売れているとお聞きしているので、この商品の売りを◯◯と自分なりに考えたんですが、私の理解についてぜひアドバイスをいただけますか?」というように具体的になります。大切なことは、それを聞いてどうしたいのかです。商品の売りを知る→マーケティング、販売企画に興味を持っているでその会社のことをもっと知りたいから、などつながっていることです。その質問をした意図は何か。モヤモヤは解消できているか。自分自身でチェックをしていくと質問の質もも高まっていきます。

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