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2021/09/07

なりたい姿を具体的に描く
筆者:石黒太一
 

目標を実現するために、具体的なゴールイメージを描くことです。最もわかりやすいものは実際に、その目標を実現している人をロールモデルにすることです。自分が成し遂げたいことを、すでに実現している人に会ったことはありますか。自分が目指す姿はどのようなものだろうか、という問いを常に持ち続けてアンテナを立てておくと、ロールモデルとなる人に出会うことができます。
 
人はできると確信をしたものは、実現していきます。陸上の世界記録を見ていても、実現不可能かと思っていた記録が達成されると、続々と同じ水準の記録がでていきます。実際に実現している人がいるとい、その人の走り方、トレーニング、筋肉使い方などを学び、ロールモデルにすることで可能性を広げていきます。普段の生活でも同じことです。幼い時に、自転車を乗ろうと思えたのは身近に自転車を乗っている親や友達がいたからで、自転車を乗っている人を見たことがなければ、乗れるイメージがわいてこないはずです。今まで生活してきた中で、できるようになったものは、誰かが実際にやっていたものを見ているか、できた人から教わったものばかりのはずです。
 
ロールモデルは歴史上の人物や、実際に会ったことがない人でもかまいません。坂本龍馬や諸葛亮といった人をロールモデルにする人もいます。何を成し遂げた人なのか、何を真似たいのかが具体的であれば、どんな人でも良いと思います。達成したいことをリアルに描くことができればできるほど、実現します。就職という場合も、どんな職場で働くのか、どんな人達と働くのかが具体的にイメージできればできるほど、その状態に近づいていきます。
 
自分の理想の状態、達成したい目標を紙に書いておくことも大切なことです。具体的にイメージできるということは言語化することですし、紙に書いておくことで忘れることはありません。ぼんやりと思っているだけでは、忘れてしまいます。ロールモデルのどのような点を自分は真似たいのか、何を達成したいのかを書き留めておくことで、なりたい自分に必ず近づくことができます。

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