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2021/09/22

活躍する人の共通点
筆者:石黒太一
 

「活躍する人の共通点」はこれから就職する上で気になることです。企業や組織によっても異なる部分はありますが、基本の土台は共通しています。新卒、中途、副業やフリーランスでも仕事を任せられる人は同じ行動をします。こんなことか、と思うかもしれませんが、こんなことが大切なんです。技術やスキルもなければアウトプットにつながらないですが、それ以上に重要なことがあります。
 
素直に行動ができる
そんなことは新人の時だけでしょう、と思うかもしれませんが、高い成果を出し続ける人は素直です。素直と言っても何も考えず、言われたまま動くとは少し違います。自分の経験、知識などにとらわれず、結果が出ていることを素直に受け入れるというものです。例えば、誰かに教わる時に、自分が既に知っていることを教わったとします。それはもう知ってるからいいや、と聞くことをやめるとそこで成長が止まります。他人が成果を出したことと、今の自分の違いは何かまで理解し、たとえ知っていることでもまずは聞いてその通りにやってみることです。知っているとできているは違います。頭で知ってるだけで成果を出している人とはやり方が違うということはよくある話です。また、新しい技術やプロダクトにトライすることも素直さからだと考えています。技術やスキルは仕入れ続けなければ陳腐化します。今に満足していると気づいた頃には使えない武器で仕事をしていることになります。場合によっては自己否定にも感じることがありますが、それでも変化を受け入れる素直さが成長し続けることに繋がります。
 
のめり込める探究心
気づきや課題発見など、仕事をしていると「これってどういうことだろう」と思うことがあります。もしかしたら疑問に思ったことも自分のミッションからすると掘らなくてもいいことかもしれません。しかし、探究することで自分の仕事や組織全体での課題解決になっていくこともあります。もっと簡単に言えば、自分のやっていることに関心を持ち、より深く知っていくことです。仕事だから言われた範囲でやっておけばいいでは、仕事を任せる人にはならないのです。なぜやるのか、何のためにやるのか、よりよい方法はないか、もっと工夫してみると改善できることがないかなど、考えていけばどんな仕事にも深みが出てきます。会議資料のコピーをするときも、ただコピーを必要部数やるのか、会議準備がスムーズになるように、予め向きを揃えて、1人づつの資料に分けておくのか、細かい文字の資料はもうひとサイズ大きい用紙に印刷をして準備していくのか、など工夫の仕方はいくらでもあります。そもそもこれは紙でなければいけないか、など考え出すときりはありませんが、どんなことをやっていても深く掘れば掘るほど発見が増えていきます。
 
チームで仕事をする
たった1人で仕事をするということは、現実的にはありません。もし、フリーランスで仕事をしていても、仕事の依頼を受ける時点で、誰かと一緒に仕事をしています。組織に所属したら、1人で業務を担当するということがあったとしても、組織というチームはあります。必ず関わりの中で仕事をします。自分の考えだけではなく、お互いにとってより相乗効果を発揮できる状態とはなにかを考えて行動していく必要があります。特に、学生と社会人の違いは、自分が得意としない人とも一緒に成果を出す必要があるということです。それぞれ、人には強みがあります。個性もあります。場合によって、苦手に思う人もいます。しかし、同じ目標に向かって取り組む仲間としてお互いを理解し、お互いを認め、チームとして働くことはスキルでもあり、人間性でもあります。自分にとっての普通が他人にとっての普通ではないということをまず、理解することから始める必要があります。
 
 
 
 
 

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