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2022/01/08

背中を押される勇気
筆者:石黒太一
 

占いを見て星マーク満点だったり、星座占いで1位だった時に、嬉しい気持ちになることありませんか。その結果を見て、少し行動を変えてみたり、一歩踏み出すきっかけになることもあります。
 
外的要因で行動を変えていることには変わりませんが、態度を選択して行動を変えているのは自分自身です。
 
同じ占いの結果を見て何もしない人もいれば、受け取って行動を変える人もいます。
 
他者から受けたアドバイスをなんでも鵜呑みにすることが全てではありませんが、素直に受け取る力も大切なことです。
 
主体的になると考えた時、なんでも自分で考え、自分で全て選択するんだ、と思ってしまうこともあります。しかし、自分に足りないものやより良くなるためのインプットは必ず必要になります。それが人からだったり、本からだったりします。人から受けたアドバイスを聞き流したり、書籍を読んでそんなこと知ってる、とスルーしたりしていては何も成長しません。
 
新たなインプットは自分の背中を押してくれます。しかし、受け取る力がなければせっかくの機会を逃してしまうのです。
 
同じを本を繰り返し読むと、その時の状況によって受け取り方が変わります。人に教わることも自分のステージによって受け取り方が変わってきます。
 
 
インプットをすることは受動的ではありません。それは自ら行動を選択しています。教わることも教わるという行動をしています。むしろ、自らを変えるには、圧倒的なインプットと行動が必要です。
 
 
子供はたくさん食べて、たくさん運動し、たくさん遊ぶことで体も心も成長します。キャリアでもスタートの時はたくさん学び、行動することが必要です。
 
歳を重ねて、食べ続けていると脂肪がついてきたり、健康を害したりします。運動をしなさい、食事は考えてとりなさいと言われます。キャリアで考えたら、頭でっかちになっていないか、成果につながる行動をしてるのか、という問いに置き換えることができます。
 
体重計に乗ったり、健康診断でも医者からアドバイスを受けたりすることで、現状を理解するように、仕事でも自分を振り返ってみたり、他者からの意見に耳を傾けることで起動修正することができます。
 
健康診断を受けないで、不調の発見が遅れることは避けないといけません。仕事やキャリアでも、自分の現状を定期的に見直しておかないと成長感がなくなってしまいます。
 
だからこそ、1on1の機会を自ら作ってアドバイスを受けたり、書籍や研修などから新たなインプットをすることが大切になってきます。他者からの刺激を積極的に受けることは自分を変化させるためにも必要です。学ぶこと自体は受け身でも依存でもありません。受け身や依存の状態で学ぶというのは、鵜呑みにしたり何も考えを持たずにただ情報に触れているだけのことです。
 
上手に背中を押されている人は、一歩踏み出すことができています。客観的に自分のことを理解して行動に変えることができています。
 
自ら反応や態度、行動は選ぶことができます。情報も自ら主体的に取りに行くことで、自分のものになっていくのです。

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