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2022/01/16

動揺しないために
筆者:石黒太一
 

自分の関わることで事件や事故が起きると気持ちが動揺することがあります。いつも気持ちを無の状態にするというのは、並大抵なことではありません。多くの場合は、反応してしまったり、動揺をしてしまったりします。
 
もし動揺をした時に、なるべく早めに気持ちを戻すことが重要です。意識がずっと外にあるのでは集中もできません。意識は自分の中に戻す必要があります。
 
まずは、自分が動揺していることに気づくことです。気持ちがざわざわしていたり、手に汗かいたり、普段と違う自分がいることを冷静に見ることです。
 
急にはできないかもしれませんが、落ち着かないのであれば心を整えることを必要としているサインです。
 
「目を閉じて呼吸に集中する」
呼吸は無意識にやっています。生きる機能として意識しなくても自動的に呼吸をしています。だからこそ、その無意識に意識を向けると、自分自身に触れることができます。
 
動揺したり、不安になっていると呼吸が浅かったり、荒くなっているかもしれません。
 
心臓も同じように無意識に動いています。意識して動かしたことはありませんし、動かすこともできません。体や脳が自動でやってくれていることに集中してみると、自分の存在に気づくことができます。
 
自分に集中すること。そして、自分が成し遂げたい未来にフォーカスをすること。周囲の雑音は気にはなります。気になってばかりだと心を持っていかれます。自分の未来やビジョンに集中すれば、今何をしなければいけないかに戻ってこれます。
 
自分は自分の人生を生きることがまず大切です。わがままになるということではなく、他人の人生を気にする前に、まずは自分です。自分が満たされない人生だとしたら、他人をどうすることもできません。
 
受験、就職、転職、コロナなど周囲の声が気になることばかりです。残念な事件やニュースで動揺する気持ちから自分を取り戻して、今すべきことに集中しましょう。
 
起きるかもしれないという不安にとらわれるのではなく、今できることを全力で取り組むことです。自分の人生を生きていきましょう。

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