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2022/03/01

周りを気にしすぎていないか
筆者:石黒太一
 

周りがどう思うかを先に考えてしまって、行動ができないということはありませんか。

自分が思っている以上に、周囲の反応、周囲への影響を心配していることがあります。こんなことをやったら、迷惑をかけてしまうのではないかと必要以上に心配していると、すぐにでもやったらいいことも後回しにしてしまいます。

「こんなことをしてしまったら〇〇になってしまうかもしれない」という未確定の「かもしれない」が自分のブレーキを踏んでいます。その「かもしれない」は本当に起こるのでしょうか。そこにとらわれていると全てが不安でいっぱいになってしまいます。心配事リストがいっぱいになっても、どんどん自分の一歩を踏み出すことを遅らせてしまいます。

大切なことは、「その先の自分」を想像することです。行動をした先にはどんな自分がいるのでしょうか。やってみたらどんなワクワクする感情に出会えるのでしょうか。

食わず嫌いとは少し違うかもしれませんが、これは食べても美味しくないと思い込んでいると、どれだけ人に勧められても食べようとはしません。自分で自分の行動にブレーキを踏んでいる状態です。しかし、苦手だと思いこんでいる食べ物も、食べざるを得ない状態になったらいやいやでも食べなければいけないこともあります。そして「意外と美味しい」と気づくことがあります。

自分で無意識に制限をかけていることはないでしょうか。人前で話をすることが苦手だと思っていたけど、大勢の人に喜んでもらうことができて、話すことが楽しくて仕方がないと思うようになることがあります。

自分が自分に対して枠にはめてしまっていたり、物事を狭い視野で見ていたり、自分の可能性を制限している原因は自分にあると考えると、もっとやれることが見つかってきます。

もし何かやってみたいことがあるなら、まず一歩を踏み出すことです。

ちょっとだけ怖いかもしれませんし、震えるかもしれません。しかし、ほんのちょっとの勇気があればできます。勇気を出すためには、そうせざるを得ない状況に身をおいてしまうことです。

一人で外国に旅行にいって、お腹が空いたら現地の言葉が話せなくても、なんとか食事をとる方法を考えます。現地の言葉が使えないから食事をすることをあきらめるということはしません。つまり、言語が使えないから外国にいかないというのは、自分でブレーキを踏んでいるだけです。

自分が思っているよりも周囲は応援をしてくれます。周りに迷惑をかけてしまうのではないかと、心配していたことがムダだったと思えるぐらい、行動は結果につながってきます。

ちょっと前のめりになっているぐらいが、丁度いいことだってあります。

本当にチャレンジしたいことがあるなら、思い切ってやってみることです。その行動によって必ず成長します。何もやらなければ、失敗も成功もありません。行動した人にしか見えないことがあります。

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