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2022/03/04

本気と根気と覚悟
筆者:石黒太一
 

「教育には本気と根気と覚悟が必要」
株式会社新規開拓・朝倉千恵子さんの言葉です。

人を育てることというのは決して簡単なことではありません。社員教育、人財育成という言葉を普段使いますが、中途半端な気持ちではできないものです。教える人教わる人も「本気・根気・覚悟」がなければ、何も身につきません。

例えば子育てを思い出すと、子供が小さかった時は何度教えても、ごはんの入ったお椀をひっくり返したり、思い通りにならないと嫌になって泣きわめいたりします。しかし、親としての覚悟ができているからこそ、どんな事が起きても最後まで向き合うことができます。

会社での教育となれば、一人の大人ですし、これまでの経験もお互いにあります。人は簡単に変わるものではありません。変えようとすることがそもそも違うのかもしれません。しかし、同じ目標に向かって働く仲間ですから、学んでおきたいこと、身につけておきたいことはあります。時には、いままでの習慣を変えなければいけないこともあります。そのためには、本人が自分で気づいて変わっていくために一緒になって育っていくことが大切です。

相手だけを変えようとしても、変わりません。自ら変わっていきたいと思えるかを粘りつくより覚悟を持って、本気でサポートしてくことです。

同様に、新しい環境に身をおき、自分の人生に責任を持って仕事をしていくと決めたのであれば、退路を断ってでも、成長することを選択する必要があります。誰かに教えてもらおう、誰かが自分を育ててくれるのを待とうでは本当の成長は実現しません。

「本気・根気・覚悟」は仕事をする上で、どの場面においても必要なことです。お客様に商品・サービスを提供することにおいて、この3つのポイントがなければ本当の価値は提供できません。


仕事は常に真剣勝負です。勝ち負けではありませんが、自分の中で覚悟をもって決めること、選択することが仕事の結果につながってきます。

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