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2022/03/15

挫折経験
筆者:石黒太一
 

「挫折経験について教えて下さい。」面接で聞かれて困ったことはありますか。もし困ったとしたら何か大きな挫折や失敗について話さないといけないと思っていないでしょうか。
 
面接で様々な質問をされます。印象を残そうとしてエピソードを考えるかもしれませが、そんなに迫力のあるエピソードが誰でもあるわけではないのです。
 
例え自分にとっては些細なことでも、そこから学び今に活かしているなら十分に価値のある体験です。他のことでも同様です。飛び抜けた出来事だけではなく、日々の出来事から何を学ぶかはとても大切です。
 
自分のこれまでの経験を振り返ったときに、パッと思いつくことがない時があります。失敗したこと、挫折したことなんてあるのかと考えていてもなかなか出てこず、どんどんさかのぼって、大学受験が第一志望ではなかったということを思い出したとします。自分自身の中では転機だったかもしれませんが、その後の大学生活は特にチャレンジはしていないのでしょうか。きっとそんなことはないはずです。インパクトがあることだけを考えると、日々の大切な出来事を忘れてしまいます。
 
チャレンジをすれば失敗をすることもあります。高い目標があればうまくいかずに挫折することもあります。目的を持って生活をしていると、チャレンジすることは山ほどあります。必ず語れる失敗や挫折は直近1年の中にもあるはずです。大きな転機である必要はありません。
 
うまくいっていることよりも失敗の方が多いことが大半です。うまくいっていることだけなら、逆に新たなチャレンジが少ないのかもしれません。就職活動で全ての企業でエントリーシートが通るわけではありません。面接が常に通過するなんてことはごく稀なケースです。何社も書類を出して、面接を受け、試行錯誤してやっと内定に至ることを考えたら、日々何か壁にぶつかっては乗り越えるを繰り返していることがわかります。
 
挫折や失敗は忘れたいことですが、挫折があるから強くなります。目を覆いたくなるような失敗も自分の中で消化できていれば、自分のことを表す代名詞にだってなるかもしれません。
 
日々の振り返り、内省によって多くのことを学ぶことができます。出来事の大小ではなく、何を自分が学ぶかが大切です。

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