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2022/04/08

普段の2倍の声を出す
筆者:石黒太一
 

普段オンラインでのコミュニケーションが増えていると、自分の声のボリュームが小さくなっていないかを確認したいものです。自宅の部屋で、マイクを通して会話することから、あまり大きな声を出すこ機会が減っています。これに慣れていると、対面で話をするときも声が小さくなってしまいます。いざリアルで人と会話をするときに、その調子で話をすると、元気がない、自信がないという印象を与えてしまいます。

さらに、今はマスクをして会話をしています。口元の動きから言葉が推測できるときとは違い、音で聞くのですから、小さな声になっていると余計に聞き取りづらくなっています。マスクを通して聞く言葉はこもっていますし、意識しないと聞こえていないこともあります。

相手がびっくりするぐらいの大声を出す必要はありませんが、普段の2倍程度のボリュームを意識してい声を出すことを工夫したいです。意識しても徐々に声はボリュームは下がってきますから、今自分の発言したことは伝わっているのかを気にかけておくことです。コミュニケーションは自分が伝えたいことを伝えるのではなく、相手に伝わって理解されて初めて成立します。口元で話すのではなく、お腹から声をだすことです。

声を出さなくても伝わるでしょと思うかもしれませんが、意図しない印象を相手に与えることは非常にもったいものです。どれだけ優秀な人でも、第一印象がマイナスからスタートしたら本質が伝わらないこともあります。

オンラインで便利になったこともたくさんあります。しかし、オンラインで様々なことができる時代だからこそ、ちょっとした差が大きな差になることもがあります。難しいことではなく、少し意識すればできることで、差が出るのであれば、気をつけておいたほうがいいですね。苦手だと思い込んでいるなら、なおさらチャレンジです。自分に後輩、部下ができた時に気づいていては遅いかもしれません。

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