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2022/04/14

自分の5年後・10年後
筆者:石黒太一
 

「あなたの5年後、10年後の夢を教えてください」就職活動で、回答に困る問いの一つかもしれません。今までの学生生活では短期的な理想はあったとしても、長期的な目標まで考えることができないこともあります。その反面で常にビジョンを持って逆算してきた人もいます。これは反復練習であって、繰り返しやっていけばある程度は考えることができるようになります。今からやっていけば、必ずこの先で成長していくことができます。
 
志望動機のように、企業によって自分の将来像が変わっていくことは、対処的な感じがします。A社ではこんな10年後の自分を伝え、B社ではまた別の10年後のを伝えると、何が自分にとってのビジョンなのかが明らかになりません。たとえ具体でなくぼんやりしていても、自分にとっての将来を描くことは大切なことです。
  
今思い描くことはのちに進化しても大丈夫です。考えていたことが成長や経験と共に変わっていくことはごく当たり前のことです。高校1年生の時に描いてた将来と今考える将来は異なっていることが多いのではないでしょうか。答え探しをしなくてもいいし、正解はないものです。だからこそ、自由に考えワクワクする未来を思い描くことです。
 
就職活動のための10年後ではなく、自分の人生の10年後です。会社や組織が何かをしてくれることを待つのではなく、自分の人生は自分で作っていくと考えて行動をすることです。就職した会社に依存するのではなく、本当に望む結果を得られるかは自分次第です。しかし、自分1人で生きてるわけではないこと、周囲との関わりによって成長できることも忘れてはいけません。
 
5年後、10年後、自分はどうなっていたいのか。関わる人とどうなっていたいのか。自分だけの未来を考えると思い悩みますが、関わる人たちのことも考えると、考えやすくなります。

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