MIRAI-ZINE

menu

2022/04/23

1年後のゴールを思い描く
筆者:石黒太一
 

予測不可能な時代だからといって、未来を想像することを避けていたら、望む結果を得ることはできません。誰かが自分の未来を創ってくれることはありません。誰かが幸せをもたらしてくれるわけでもありません。実現したいことがあるのであれば、自ら作り出さければいけないのです。
 
最も大切なことは、終わりを思い描くことです。設計図を作らずに建物を作ることはできません。同じように私たちもどのようなゴールをむかえたいかを考えず、物事に取り組んでいたら、何を実現したいのかすらわからない状態です。これからチャレンジすることの難易度が高くても、自分がはじめて取り組むことでも、実現したい結果をまず描くことです。描いたことを進化・変化していくことは常にあります。一度決めたことだからといって変わっていってもよいのです。何も描かずにとりあえずやり始めることはゴールのないマラソンを走り出すようなものです。
 
一度イメージする事ができたものは、形にすることができます。逆にイメージできないものは形にすることはできません。どんな建物を建てたいのかがわからないのでは、どれだけ建設工事をしても、何もできあがることはないのです。イメージすることは自分の実力以上のことを想像することだってあります。今はできなくても、できるようになっていけばいいのですから、今できることで考えなくても大丈夫です。
 
未来は勝手にやってくるものではありません。時間は止まることなくどんどん進んでいきます。ただ時間が流れていくことを待っているのか、この流れの中で、自分が実現したいことに時間を使って、未来を創り出すのかでは、大きな違いになります。いつかドラえもんが現れて、ピンチを助けてくれるということはありません。自分を助けることができるのは自分自身なのです。学びたいことを誰かが教えてくれるまで待っていても、その機会は永遠にこないかもしれません。自分で学ぶ機会を創り出せば、今すぐにでも学ぶことができます。
 
大きな夢でもまずは描かなければ、実現もしません。これからどんな1年にしたいのか、どんな10年にしたいのか。自分で自分の未来を創っていけば、困難もチャンスの一つになっていきます。

TAG :

RECOMMEND