2018/08/17
「ブランディング」という言葉を一度や二度は耳にしたことがあると思います。なんとなく意味をわかっていたつもりでも、いざ「ブランディングの意味を説明して」と言われると、ちゃんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。実はブランディングを理解することは考え方次第で就職活動にも役に立ちます。今回はそんなブランディングについてお話したいと思います。
ブランドという言葉を聞くと高級ブランドをイメージするのではないだろうか。ヴィトン、シャネル、エルメスなどの高級ブランド品はとても高額です。それなのになぜ高額な高級ブランド品を購入する人がいるのだろう。それはブランドそのものに価値を感じているからです。
ブランドとは形のない価値、お客様が商品やサービスに対して持つ共通のイメージということになります。また、ブランディングとは商品やサービスについてお客様に共通のイメージを認識させることをいいます。商品のデザインやマーク、名称、キャッチフレーズはすべて、お客様に共通のイメージを持たせるブランディングのひとつなのです。
ブランドは高級ブランドに限った話ではありません。例えばユニクロです。ユニクロは広島の街中に倉庫のような店を構えたのが始まりでした。しかし今では「高品質・低価格」という強固なブランドイメージによって世界進出を果たすまでに成長しました。
また、「ちょっとおしゃれな雰囲気の中でゆったりコーヒーを飲みたい」という時、真っ先にスターバックスが頭に浮かぶという方がほとんどだと思います。他にもスポーツ飲料と言えばアクエリアス、のように〇〇と言えば~と商品名が連想されるのもブランディングの成功例のひとつです。
〇〇大学だから就職活動上手くいくだろう、〇〇大学だから希望の企業には就職できないと思っている人はいませんか?大学名はブランドではありません。大事なのは自分自身のブランドを高めることです。自分の価値は、自分で高め、アピールすることができます。
まずは自分の強みを見つけましょう。その強みがあなたのブランドとなります。
就職活動は自分を見つめなおす良い機会です。自身の強みを見つけブランディングできればあなたも内定ホルダーになれるかもしれません。