2019/01/08
なぜあなたのエントリシートは通らないのか
新卒で就職活動をするとエントリーシートの提出を求められることがあります。そしてやたらとボリュームが多い。ほとんどのが学生がこの「あなたをあなたらしく表現してくださいループ」に陥ります。そしてなぜエントリーシートが通らないのかというさらなる負のループに入っていきます。
通るか通らないか、それは企業の基準でバラバラです。企業によってなぜエントリーシートを課題としているかの理由が違います。ただし、少なくともあなた自身を伝える努力はできるはずです。もし悩んでいるのならこの3つのポイントをもう一度チェックしてみましょう。
エントリーシートで悩まない3つのチェックリスト
その文章は誰に対して書いていますか
1社目と10社目で同じこと書いてませんか
中にいるあなたは、就活用のあなたになってませんか
その文章は誰に対して書いていますか
友達とのコミュニケーションでは、あなたのことを知っている友達が言葉を拾ってくれることがあります。これは、すでに関係性ができている相手とのコミュニケーションだからこそできることです。仕事の場面では通じません。いったいそれって誰に向けたメッセージ?ということがあります。エントリーシートでも相手に意図をすくってもらうことを期待してはいけません。伝えたいことは相手に向かって伝えること。まずはこの基本が重要です。
1社目と10社目で同じこと書いてませんか
何枚もエントリーシートが積みあがってくると手書きしコピペすることがあります。
それもあなたにとって最高の状態ならよいかもしれませんが、せっかくなら1枚1枚少しずつ改善してみませんか。量は質に変わります。すべてを書き換えなくても1項目だけ表現をブラッシュアップして見ましょう。書くスピードが改善されてもそれは作業です。作業は作業の質でしかありません。
中にいるあなたは、就活用のあなたになってませんか
就職活動をすると突然、「前向きで」「リーダーシップがあり」「積極的」になる人がいます。それも一人ではなく、日本中に増殖します。あるべき就活生になったところでそれはあなたではないし、そんなことをしても就職活動の時間を増やすだけです。繕わなくてもいいんです。あなたの言葉で伝える努力をしてみましょう。就職活動をしていること自体、積極的で前向きなんです。
これらはエントリーシートに限らず、履歴書でも、面接でも同じことです。
仕事でも成果を出す人は、常に改善し続けています。それもほんのわずかな改善の積み重ねです。20社にエントリーするなら20回改善できますね。何も変えない20回と少しだけも変えた20回ではよくなっていると思いませんか。