2019/05/08
「就職先を決めることは結婚や恋愛することと同じ」と聞いたことはありませんか?
就職して3年が経ち、なんかそんな気がします。
恋人が欲しいなぁと感じているあなたや、いま恋人がいるあなたも
恋人という存在で、満たしたい自分のニーズがあるはずです。
例えば恋愛であれば、彼・彼女のこういうとこがとこが好き。こういうことことを期待している。こういう風になっていきたい。ここはなおしてほしい。
というニーズです。
「優しくて、包容力がある彼に包まれたい」
「彼女は料理上手で、いつもおいしい食事が食べられる」
「シンプルにタイプの人だ」
「共通の趣味があって一緒にそれを楽しみたい」
「ずっと幸せに過ごしたい」
様々あると思いますが、凄くシンプルですよね。難しく考えないですよね?
企業を選ぶ時も同じようにシンプルに満たしたいニーズを考えればよいのです。
ニーズという言葉で意識したことはないかもしれませんが、理想はあるはずです。
「大企業で成長していて、安定している」
「すげぇと思える先輩社員から指導を受けられる」
「直感的にこの企業に入りたい」
「経営理念に共感して、自分もそこで働きたい」
「成長したい」
「その会社で働き続けたい」
ただ、逆に言えば企業・彼・彼女も選んでいます。採用すること恋人になることで満たしたいニーズがあります。相手のことを考えることも重要です。
恋人が自分のエゴばかり出してきたら嫌ですよね。一方、受け入れなければならないことや理解して受け入れられることもありますよね。企業でも同じです。
就職も結婚(恋愛)もお互いがニーズを満たせなければ成立しません。
この人ならだ大丈夫、この会社なら大丈夫!
きっと上手くいく。
何があっても、どんな壁も乗り越えていける。
企業選びで悩んでいるのであれば、多少の困難はあっても、この会社なら仕事を通して自分ニーズを満たしつづけられるという企業に就職していくべきです。
とはいえ自分が学生のときを思い返すと、就活を始めた当初は
「ネットの情報や口コミ、説明会で人事の方の話を聞く」
これくらいのことしかやっておらず、「社員の人柄がよかったから、人事が良かったから、楽しそうに働けそうだから、福利厚生が良いから、平均年収が高いから」というような表面的というか外的要因にばかり目が向いていました。これらを自分ニーズにすると危険です。
なぜなら、自分でコントロールできないからです。
これら外的要因のニーズは自分の意志とは関係なく、勝手に変わっていったり、思っていたものと違う時に変えられないです。
そのニーズが満たされていない状態になるとどうなるか?環境を変えたくなり、転職したいというニーズが発生します。ニーズを満たせる環境を探しに行きます。どうでしょうか、外的要因にばかりニーズを向けていると必ずどこかで満たされなくなる時がきそうじゃないですか?
そうだとすれば、本質的に仕事に対してや自己実現などの内発的な自分ニーズに目を向けることが大切なのではないでしょうか。
しかし、学生のときにそういったことに気づける方はそう多くはないと思います。働いた経験がないのだから当たり前です。
ではどうすればよいのか?
参考になるのは社会人の声です。行きたいと思ってる企業の人に「御社の働き方はどうですか?どんな時にやりがいを感じますか?」などの話を聞くのではなく、どこでもいいから仕事の実務、経験などリアルな話を聞いてみてください。
第三者的な客観的な話を聞いてください。そうすれば少しづつでも社会のリアルが理解できるはずです。
そしてより自分ニーズを明確にしてください。自分ニーズが重要です。自分ニーズをより鮮明にし将来を描くことができれば、就職活動に対する考え方もシンプルなものになるのではないのでしょうか?
関連記事
【大企業からの転職】自分ニーズについて考えたことはありますか?
面接で受かる人と落ちる人の違いとは