2019/09/20
現在の就職活動市場は学生にとって“超売り手市場”と呼ばれています。
文部科学省と厚生労働省の調査では、2019年3月大学卒業予定者の就職内定率は77.0%となり、
1997年の調査開始以来過去最高(2018年10月現在)となっているようです。
ただ、この数字に惑わされてはいけません。
誰もが簡単に有名な会社・志望している会社から内定をとれるということではありません。
人気企業ランキングを見ても一目瞭然ですが、有名な企業に入りたいというのは、当然考えますよね。
参考元:キャリタス就活2020より【就職希望企業ランキング】2020年卒の就活生が選ぶ人気企業とは?
(https://job.career-tasu.jp/2020/guide/study/ranking/)
あなたはどうでしょうか。
上記にあるような“人気企業”に就職できる可能性は本当にわずかです。
日本にある企業約421万社の中で大企業と呼ばれる会社の割合は0.3%。99.7%は中小企業です。
日本にある会社のほとんどが、中小企業なのです。大手企業に就職できる学生は本当に一握りです。
それでも多くの学生は大企業への就職を目指します。大企業の求人倍率は高くなる一方です。
「売り手市場だし可能性あるかもな~」と知名度の高い企業ばかりの選考を受けていると、就職活動が進むにつれて苦しくなると思います。約50万人もいる就活生の中から大手企業に内定を貰うのは容易な事ではありません。
ただ、ここで私が言いたいことは「大手企業に入るのむずかしいんだよ。。だから中小企業も受けときな」ということではありません。
「大企業とか中小企業とか・歴史が長い・浅いとかそういった視点だけで企業をみるのではなく、違う所に目を向けて就職を考えるべき」ということです。要するに、企業を見るときの視点を変えて磨き養いしっかり考えて就職先を決めることが重要だということです。
企業を見る視点は様々ありますが、ここでは3つ紹介します。(基準はそれぞれだと思います。)
①市場
成長市場なのか、飽和している市場なのか、もはやニーズのない市場なのか
またその市場における企業のポジショニングまで考えておくと良いでしょう。
飽和している市場であっても、独自性があれば抜きんでる可能性はあります。
②収益構造
どのような仕組みで企業が売り上げを出しているのか。
どのような営業で利益をだしているのか、マーケティングや仕組みで売上をだしているのか
企業の安定性や将来性を図るうえで重要なポイントです。
③どのような仕組み(ルール)があるのか
社風・文化・制度。特に社風に関しては会社の規模が大きくなればなるほど人間性にもばらつきがでます。
「アットホームな社風が良かった」「コミュニケーションがとれてそうで仲がよさそう」
多くの学生の志望理由で聞きますが、危険です。前述したとおりですが、入社しないと分からないです。
ただ一つだけ指標にできるものがあるとすれば、「仕組み(ルール)」があるかどうかだと思います。
もっといえば「再現性」があるかどうかです。
まずは上記3つのポイントを考えてみてください。企業見るときの視点が変わり、理解が深まるとあなたの就活はガラッと変わります。
しかし、考えて調べてその後にどうすればいいのか分からないという壁にぶち当たるかもしれません。
その時はキャリアセンターを活用したり、企業の採用担当の方に話を聞いてみてください!自分で考えるより圧倒的に理解しやすいです。
「売り手市場」だからと、のんびりなんとなく就職活動をせず、じっくり考えて納得できる就職活動にしてください。
弊社では就活に関する相談をいつでも受け付けておりますので気軽に連絡してください!この記事に書いた話をより具体的にプラスして、就活の進め方のアドバイスを行います!
追伸
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