2021/02/24
自分自身が本気になっているかどうかをどのように測定していますか。もっと仕事で本気になれ、本気の力を出しなさい、部活などで1度は言われたことがあるかもしれません。自分自身は本気でやっているつもりなのに、相手には伝わらず悔しい思いをするということがあります。本気かどうか。それは「行動」に現れていると考えています。
どうしても遅れることができない約束のとき、目の前に出発間際の電車がいたとします。もし、本当に約束に遅れることができないのであれば、全速力で電車に飛び乗るのではないでしょうか。(駆け込み乗車は危険ですのでやめましょうね。)どうしても外せないときは無意識に行動をします。自分の中の沸き立つ思いが行動に変わります。就職活動ではどうでしょうか。「本当に入社したいと思っている会社」、「たくさんあるエントリー先としての1社」この違いで行動が変化します。本気で働きたいなら、どのような行動ができるでしょうか。採用サイトを読み込み、一般的に出ている企業情報を調べ、先輩社員に話を聞ける機会がないかを探し、実際の職場を見学できないかを相談する。ここまでは最低限できることですね。他にアイデアはあるでしょうか。もし、私が行動するなら、TwitterやInstagramで実際に働いている方を探してコンタクトをとってみる、とにかく採用担当者に連絡をしてみて、自分が働くイメージが持てるまで会社に触れることをします。
本気になっているときは、その情熱が伝わります。学校でレポート課題を提出することがありますね。課題だからといって取り組むときに、自分事で楽しみながら学ぼうとして提出する課題とでは内容が変わってくるというのは想像がつきます。ジェイアール名古屋タカシマヤで毎年バレンタインの時期になると「アムール・デュ・ショコラ」にものすごい人が来場します。今年は感染症対策で入場整理券が必要だったのですが、その整理券を獲得するために携帯を握りしめている人を見たことがあります。チョコレートを買うために整理券を獲得する。それは相当な本気度です。それぐらい本気になると人の行動は変化するのです。
仕事において、熱意・情熱はとても大切なポイントです。稲盛和夫さんは「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」とおっしゃています。仕事で成果を出したいと思っているのなら「絶対に成し遂げたい」が必要です。うまくいったらいいな、という気持ちでは結果はついてきません。自分が達成する、やりきる、必ず実現するという思いこそが高い目標を実現します。
就職活動の話に戻しますが、本気で働きたいと思っているのなら、ガクチカや自己PRでつまづいている場合ではないですね。圧倒的な行動量が大切です。今までに1度は必死になって行動したことがあるばずです。ぜひその体験を思い出して、自分自身の人生は自分で作っていくという気持ちで前進してきましょう。