本音と建前
3/1は就職活動の情報解禁日と言われます。就職問題懇談会が採用広報開始を3月から、採用選考開始日を6月からとした声明を元に、主要な就職情報サイトが3/1に本サイトオープンをすることから解禁日と表現されます。でもここで少し違和感がありませんか?前年の6月にプレサイトと言われるインターンシップの情報サイトがオープンし、各社がインターンシップについて情報提供やインターンシップのエントリー受付などをスタートしています。Twitterなどを見ていると、解禁日前に「内定出ました」というツイートを至るところで目にするようになりました。正直なところ、何を持って解禁なのかはわからないというのが感想です。
改めて考えたいことは、本音と建前です。生活をしていると必ずしも常に本音で発言するわけではなく、時として建前を使うことがあります。これがよいとか悪いというわけではありません。建前が必要なときもありますし、本音でないと伝わらないこともあります。コミュニケーションにおいては、本音と建前があるということを理解しておくことが大切です。
ちょっと志望度が低い企業の面接に行ったとき、「当社への志望度合いについて教えて下さい」と聞かれたとき、「とりあえず面接よんでもらえたんで、来ました。志望度は低いです。」と率直に回答をするとその後の会話はどうなるかは想像がつきますね。しかし、決して自分を偽る必要はないと思っています。「まだ勉強不足で、もっと御社のことを知りたい」といった趣旨のことを伝えれば、コミュニケーションの方法も変わってきます。なんでも建前で表現することがよいとは思いません。わからいことはわからないと言ってほしいですし、もっと知りたい状態であることを伝えることも大切です。
普段から本音か、建前かといった2択で会話しているわけではないはずです。使い分けであったり、お互いに建設的なコミュニケーションをするために言葉をつかっています。冒頭に情報解禁日のことをお伝えしましたが、現在は就職するための情報を手に入れる手段はいくらでもあります。だからこそ、解禁日を待つことなく、行動をすることで情報を手に入れることができます。仕事をする上で、常に建前だけでは物事が進んでいかないものです。本音の部分も自ら知る努力をする必要があります。就職活動はまさにその典型なのではないかと考えています。そのためには情報を受け身で捉えるのではなく、能動的に取りに行くことが大切です。すでに内定をもらい、就職活動の終盤になっている人、これからリクナビ、マイナビなどでエントリーをはじめる人。どちらも同じ条件なはずですが、能動的に行動することが道を開けてます。卒業まではあと1年です。もし、少し動き出しで悩んでしまったなという方も今から能動的に動いていけばまだまだ間に合います。
ここからは私の本音です。
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