型を破る
決められたことを決められたように実行する。まずこの基本が大切です。守破離と言われるように初めてやる事はまず型を学ぶことからスタートです。そしてうまくできるようになったら型を破っていくことです。ルールを破ることと型を破ることはちがいます。型を破ることはさらに高い成果を実現するためです。
逆にいきなりオリジナルをやると失敗することがあります。先人が長い時間をかけて導き出した成功パターンが型ですから、その通りやることが実は近道です。これは自分のやり方とは違うよなって思うこともあります。でも、素直に行動するかしないかで明らかに成果が変わってきます。
就活でなんで先輩がガクチカを重要していたのでしょうか。ガクチカそのものが磨かれていくことで自らの経験、体験を内省し、教訓化する「経験学習」につながっていくのではないかと私は考えています。就活という機会を使って、学生生活の振り返りを行い、社会人へのつなぎを自分で実施しています。就活が学びの機会になっています。
ガクチカを考える上で型は大切であると思います。全く分からない状態で考えると時間がかりますが、型を使えばまずはまとめることができます。しかし、型だけだと他の人と同じような内容になることもあります。まとめる力がついてきたら次は型を破る時です。型を破ることによって本当のあなたらしさを表現することができます。
もしも行き詰まっていたり、うまくいかないなぁと思っていたらそれは形を破る時かもしれないです。