頭の中を整理整頓
自分の頭の中が混沌として、煮詰まっている事がありませんか。混沌としているとき、これを解決すればOKということではなく、多くの場合絡み合っていたり、関連していることを同時に改善していかないといけないことがあります。それは、アクセルを踏みながらブレーキを踏むような気持ちにもない、エンストしてしまうのではないかと心配して手がつけられないということもあります。しかし、改善をしなければ全然成果はでないし、生産性も下がってしまいます。混沌としているときはまず書き出してみることです。すべてを出してみることです。すべてを出したらいらないものを捨て、頭の中に新たな場所を作ることで
机の上の整理整頓をすることをイメージしてください。履歴書を書くときに、机の上が散らかっていると書類を広げる場所がありません。少しスペースがあって無理に書こうとしても、履歴書が曲がってしまったり、クリップが下にあって書いている途中で書類に穴を開けてしまったり、飲みかけのコーヒーをこぼしてしまうこともあります。自分の頭の中でぐちゃぐちゃになっていると、思わぬミスをしてしまうものです。机の上のゴミを捨て、山積みになっているものがあれば所定の場所に戻し、作業するスペースを確保します。確保することで、新しいチャレンジをすることもできます。
整理ができたら、もうその山積みにならないようにものが元の場所に戻る仕組みを作る必要があります。例えば、本は本棚へ、書類は必要なものを残して、いらないものを捨てる基準を作ったり、汚れがいつもあるなら掃除をする習慣を付ける必要があります。常に作業する場所が確保できていたら、いつでも仕事に取り掛かることができます。明日締切のエントリーシートを出し忘れていたとしても、はっと思い出したときにすぐに書き出すことができます。また、常に自分の経験や考えをまとめておくことで、毎回毎回1から書き出すのではなく、自分のネタ帳を眺めながらエントリーシートを作成することができます。
時間はだれにとっても平等です。そして、一度過ぎてしまった時間は戻ることがありません。同じ時間を使っているのに成果が違うのは時間の使い方も影響してきます。エントリーシートや履歴書を書くときに、頭の中で毎回ぐるぐるめぐりながら腕組みして書いているのか、整理整頓ができている状態で書き出すかで圧倒的に生産性は高くなります。もし、いま頭のがもやもやしているなと感じているのであれば、書き出して整理整頓です。