共通の言葉を使う
チームを強くするための共通の言葉を使うことが必要です。例えば、お客様のことを「お客様」と言ったり「顧客様」と言ったり、同じようなことでもニュアンスが違ったりします。「早くやる」ということも1時間でやることなのか、1日でやることを言っているのかは大きな違いです。
企業で人事異動をすると同じ会社なのに別々の言葉を使うことがあります。まだ社内での調整ならいいですが部署が違うだけでお客様に対しても言葉が変わることがあると大きな問題です。また、チームのリーダーがメンバーに伝えたことが人によって理解が変わるのではチームで力を発揮することはできません。
部活やサークル、アルバイトでもチームが共通してわかる言葉というものがありますよね。チームの言葉で同じ思いを共有し、行動が揃っていくことはベクトルが揃います。チームのベクトルが揃うことで能力を最大限発揮することが可能です。
もしチームがバラバラに感じたら使っている言葉や用語について同じ使い方、同じ内容になっているかを確認してみることです。実は同じ言葉を別々の意味で使っていたり、同じ意味なのに別の表現をしていたりするかもしれません。