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2021/03/28

壁打ちで企画を磨く
筆者:石黒太一
 

企画やアイデアを一人で黙々と考えている時に、行き詰まったりしませんか。自分の視点、自分の経験から同じことを考え続けていると同じところをぐるぐるとしてしまうことがあります。そんな時、「壁打ち」をうまく使って抜け出すことができます。
 
「壁打ち」というと球技などで壁に向かって一人で練習するものですが、ここでの壁打ちは人に助けてもらいます。人に自分の考えていること、企画、アイデアなどを話して気づきやプラス、ネガティブ意見をもらいます。そうすることによって自分だけでは気づかなかった改善点を発見することができます。
 
ポイントは「誰に壁打ちをお願いするか」です。極論誰でもいいとは思いますが、ある程度その分野に精通しているか、もしくはその道を経験したことがある人にお願いすることがより磨かれます。就職活動でエントリーシートの内容で壁打ちをお願いする時に、エントリーシートとは何か?というところから説明する相手よりも、経験したことがある社会人の先輩や実際にエントリーシートを見ているような知り合いの採用担当の人に壁打ちをお願いする方が具体的になっていきます。
 
また、「どうしたらいいですか?」は壁打ちにはならないですね。自分が考えていることがあってそれを打つけることで返ってくるものを受け取るのが壁打ちです。どうしたらいいですか?の返しは「どうしたいですか?」になります。先輩に質問してもどうしたいですか?ばかり聞かれるというのは、あなたに育って欲しいという思いの返しなのです。
 
最後に。壁打ちをしたらぜひこれをするといいということがあります。それはその後どうなったかの報告です。壁打ちをお願いした企画はこういう形になって通りました。いただいたヒントをもとにアイデアが形になりました。などの報告をすると次の機会につながっていきますし、それが壁打ちをお願いした方へのお礼でもありますね。

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