思い込みを使い分ける
思い込みというとネガティブな印象を受けることもあります。たとえば、お客様とのアポイントを14:00からだと思っていたら、本当は16:00だったという思い込みは確認不足です。思い込みでやってはいけないという場合はこの確認不足のことです。逆にうまく使うというのは、根拠のない自信を持つといったことです。今、何か根拠の自信を持っていますか?
自分はできるという思い込みは自分をコンフォートゾーンから抜け出させてくれます。慣れていくるとその環境が心地よくなります。目標をそこそこで設定してると達成はできます。しかし、それを繰り返していてもそこそこの結果でしかありません。チャレンジするような目標を立てることは怖いときもあります。そんな高い目標は果たしてできるのだろうか、相当難しいんじゃないか、などできないことを考えてしまいます。「自分はできる」そうやって思い込むとできないことよりもできるイメージを持つことができます。
ただし、気をつけなければいけないのは、「自分はできる」ということに甘えることはしてはいけません。マラソンでも基礎体力がないのに、長距離を走ってしまってはケガをしてしまいます。できると思い込むことで可能性を引き出したり、挑戦の扉を開けることは大切ですが、できてないことを飛ばすことは何も生み出しません。
常に、自分に言い聞かせることで、実力が伴ってくることがあります。自分はできると思ってチャレンジし続けるとできるようになっていきます。実力がない限りはなかなか高いハードルは乗り越えることができません。でもチャレンジし続ける勇気をもらうことはできます。「自分はできる」は過信することではなく、挑戦のために背中の後押しをしてくれる合言葉なのです。