もっと伸ばしたい!があなたの強み
自分の強み、弱みを考えるときに、過去の経験や出来事から自分の特徴を導き出したりします。導き出された強みをみて、もっと伸ばしたいと思うかどうかも大切なポイントだと考えています。なぜなら弱みを克服するよりも、強みを伸ばすことのほうが楽で楽しいものです。しかし、自分の強みだと言っているものを伸ばそうとすると、何か自分の中でブレーキが掛かってしまう。もしそうだとしたらそれは本当の強みではないかもしれません。
「行動力があることが強みです。大学に入学してアルバイトを常に3つ掛け持ちをしながらサークル活動もやっています。」このようなお話をお聞きすることがあります。もっと行動力という強みを伸ばすとしたら何をしますか?と自分に問いかけたときにそれがワクワクできるかどうかを考えたいです。もしかたらこの方は体力があることが強みなのかもしれませんね。もしくは時間や自己管理が強みとも言えます。伸ばしていく方向は様々ありますが、より自分の人生を充実させるために強みは伸ばしたいものです。
自分のことを知ることは、相手に対する接し方や関わり方も変わってきますので就職活動のために限らずより深めておくことが大切です。例えば自分は手順や流れを明確にして物事をすすめることが安心するのに、手順よりも新しいアイデアやイメージを大切にする人と仕事をすると、進め方が異なりすぎて困惑をします。自分のことを理解していないと、自分はできないからだめなんだ、自分には能力がないと思い込んでしまいます。しかし、自分の強みや特性を理解しておけば、自分はここが強みであって、相手の足りない部分を補完できると最初から理解することができます。また、相手の強みや大切にしていることを理解できるようになりますので、コミュニケーションでのすれ違いがなくなっていきます。
自分の弱みを克服してはいけないということではありません。人生を豊かにするためにチャレンジすることはどんどんやっていいと思います。強みのほうが伸ばしやすいですし、短時間で成果につながっていきます。しかし、弱みは時間がかかることや苦手なことに取り組むこともありますので、時にはストレスを感じることがあります。それを乗り越えて強みに変えることができれば、可能性が広がります。自分自身が何を選択するかは決めることができます。しかし、限られた時間の中で最大限の結果を出すとしたらあなたはどんな自分を伸ばしますか。