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2021/07/12

ワークライフバランス
筆者:石黒太一
 

仕事とプライベートについてあなたはどう考えていますか。時間は限られた資源ですし、時間の使い方はとても大切なものです。そして、人生を豊かにするということを考えると見えてくることもあります。
 
仕事が充実しているからプライベートも充実する
仕事で目標を達成して、やりがいを感じている人と、やりがいも感じないけど給料のために仕事に行っている人とではどちらが日々の生活に幸福感を感じるでしょうか。同じ時間を使うのであればやりがいを感じ、達成感をもっていることがイキイキとした生活につながっていくということはイメージがしやすいですね。一日の多くの時間を使っている仕事を充実させることは、誰かにしてもらうのではなく、自分がどう取り組むかによって変わってきます。充実している仕事があるのではなく、仕事を充実したものにする自分がいるということが大切です。
 
プライベートが充実しているから仕事も充実している
プライベートは何も楽しいことがなく、休みの日も寝て過ごします。そんな生活が長く続くとは思えないものです。何のために生活をしているのかが無いままでは、活力もわいてきません。健康や食生活を整え、自分の楽しみを持つことが仕事での感性も磨かれていきます。自分がこうしたいという気持ちをもっていると、必然的にいますべきことも明確になっていきます。
 
仕事もプライベートもそれぞれ生活の部分であることを忘れてはいけません。自分にとっての仕事のテーマは普段の生活の中にもヒントがたくさんあります。消費者の視点で物事を見てみる、テレビや動画、雑誌、新聞に取り上げられる商品、サービスについて少し意識を向けてみるなど生活の中にも仕事を充実させるきっかけがあります。その逆も同じです。仕事でのコミュニケーションから学ぶことはプライベートでの人との関わり方にも参考になるものがたくさんあります。メリハリは大切ですが、生活の一部であることを考えると切り離すことができないものです。
 
電車乗っていて、車内の広告をみながら気づきを得たり、街を歩いていて新しく出店するお店がなぜここにオープンするのかを考えるなど自分の感度を高めるきっかけはいたるところにあります。忙しくて学ぶ時間が少ないということで悩んでいるのであれば、普段の生活から学ぶこともチャレンジしてみることをおすすめします。

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