チャンスをつかむ人がやっていること
出番が来るタイミングを待つのか、作るのか。チャンスは誰にとっても平等にあります。高校野球でも、3年生であっても1年生であっても実力がある人がレギュラーになっています。逆に、3年生だからといって順番に出番が回ってくるわけでもありません。これはどんな場面でも同じです。社会人であっても1年目でも、10年目でもチャンスは同じだけあります。そのチャンスに気づくことができるか、チャンスを捉える準備ができているかの違いだけなのです。
なぜ自分には出番が回ってこないのだろうかと考える時、will・can・mustで考えてみるとよくわかります。自分がこうしたいと思っているwillがそもそもあるかは大切です。「自分のしたい」はだれも与えてくれません。待っていたら自分のやりたいことが降ってくることはありませんから、自分で見つける必要があります。willを実現するためには、実力(can)が必要ですし、やるべきこと(must)ができていなければいけません。機会はその機会を活かすことができる可能性をあって初めてつかむことができます。
実力もある、やるべきこともやっている。なのに、チャンスがない。それは、チャンスを掴む行動をしていないことがあります。世の中には同じような実力を持っている人は無数にいます。上を見れば更にいます。その中で、誰かに見つけてほしいと待っていたとしても、見つかることはありません。貪欲にチャレンジしていくことが必要になります。自分が何者であるか、自分は何ができるか、は自分で発信していくことです。どれだけ優秀でも、才能を持っていても伝えなければ存在を気づかれることがないのです。
多様性を受けいれる時代であり、一人一人の強みを活かすことが大切にされる時代です。チャンスは無限にあります。出番が来ることを待っているよりも、実力をつけて挑戦することができます。就職活動でも情報を待っていたり、選考されることを待っているのではなく、主体的に行動することで機会の量は変わります。社会人でも自分はまだそんなステージではないと自分で可能性を狭めるのではなく、チャンスを掴む行動をしていくことです。行動をすれば必ず夢が叶います。