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2021/08/24

積極性が良い結果を引き寄せる
筆者:石黒太一
 

積極的な姿勢が道を切り拓くという話。自分が乗り越えなければいけない壁があった時に、何度もぶつかってチャレンジするか、なかなかアタックできずに躊躇しているかでは、前者の方が先に進むということが明らかです。誰かに背中を押されることを待っていたり、いつかいつかといって先延ばしにしているのでは、壁の前で立ち止まっているだけです。
 
ネガティブに感じることや嫌だなと思うことを、積極的にとらえることも大切なことです。自分を変えなければいけないことを指摘されたりすると、感情がゆらいでマイナスにとらえるのか、これは機会だと思ってとらえるのかでは次の一歩が変わってきます。目の前の出来事を積極的にとらえる習慣は、自分の人生を飛躍させていきます。就職活動の面接で「私は前向きなことが強みです」という時、物事のとらえ方が積極的になっているのかどうかは大切なポイントです。すべての出来事が自分にとっての機会であると考えると、必然的に前向きになっていきます。
 
生活をしている中で、壁や困難が全くないということは、あまりないことかもしれません。特に、向上心が高かったり、行動をしていると様々なことが発生します。それをひとつひとつクリアしていくことを楽しめるのか、めんどくさいと思うのかという違いはあります。困難は自分が成長している証明であるととらえる人もいれば、やればやるほど課題だけが増えていくと考える人もいます。客観的に見れば、積極的な方がいいと思うのですが、自分のことになると見なくなることもありますね。時には、信頼できる人と今の自分について話をしてみたり、自分が考えていることを壁打ちして自分の今を知ることで、振り返りをすることができます。
 
積極的になると良い結果を引き寄せます。不思議なことかもしれませんが、自分の態度が結果になって現れるのです。自分は絶対にできると信じていれば、そのとおりになりますし、だめかもしれないと思っていれば、良い結果にならないのです。絶対にできると信じていると、できるまでチャレンジします。できることが当たり前だからです。しかし、できないと思っていると、できないことが自分の当たり前になっています。これでは結果がでないのもわかります。幼い子に、全く連れて行ったこともないお店に「おつかいに行ってきて」とお願いしても、わからないのでとまどってしまいます。しかし、「普段遊んでいるおもちゃを持ってきて」といえば、できることが当たり前になっているので何も困らずに持ってきてくれます。幼い時は、意思を持って積極的になるということができないかもしれませんが、大人になれば自分の態度を選択することはできるはずです。
 
結果を出したいと思っているのであれば、積極的な態度を自ら選択するということをおすすめします。それが道を切り拓く第一歩です。

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