私が記事を書いている理由
今日は少し私自身についてです。自分自身は何を考え、何を大切にしているのだろうかに向き合うことも大切なことである、ということを実践してみます。
記事を書くきっかけ
「なぜいつも記事を書いているんですか?」と聞かれます。書き始めたきっかけは「コンテンツを発信する人になる」ということを考えたことです。20代の時、いつも手帳に将来の夢として【本を書く】と書いていました。その時は、なぜ本を書きたいのかということまでは考えていませんでした。営業をしていましたので、名刺代わりになるとか、本を書いていたら講演でよばれるのではないかないか、という自分の理由だったかもしれません。だからと言って、何か行動をしたわけでもありませんし、ただただ本は読むに徹していました。当時はブログが流行り始めた時期でもありましたが、それでも記事を書くわけでもなく、mixiにその日の出来事をアップするのが精一杯だったと記憶しています。
私のメンタルブロック
行動しなかったひとつのメンタルブロックに「良いものを書かなければいけない」ということがありました。こんなことを書いても誰にも読まれないかもしれないし、役に立たないことを書いている自分が情けないのではないか、ということを頭でずっと考えていました。ですから、アウトプットもすることもなく、書いた夢は書くだけになっていたのです。そんな日々は18年も続くのですが、ふと気づいたことがありました。それは、誰かに認められたいとか、完璧なことをアウトプットすることを待っていても、何も変わらない。良いことを発信しようとか、誰かに読まれなければいけないといったブレーキを外してみて、とりあえずなんでもいいからアウトプットしてみようと思ったのです。あとは、続けていくうちに何か変わるかもしれないと思い、まずは90日続けてみたら習慣化するのではないかとチャレンジをしてみました。この行動で本を書くということはまだ叶っていませんが、アウトプットするためのインプットに変わってきています。
学生さんと20代の働く方へ
ただ自分の行動のためにだけでも続きませんから、誰の役に立てたらいいかとも考えました。採用に関わることが、今までの仕事の中では長かったので、まず就職活動をしている学生さんの行動のヒントになること。そして、私は20代で3回の転職をしています。もし自分が20代だったら何を大切にして仕事をしていたかったのかを振り返り、反省することも含めて、20代の働く方が少しでも前進するために役立つこと。この2つをいつも中心においています。その中でも、この数年研修を担当することが多かった「7つの習慣」は、ビジネスパーソンとしてのベースにしておきたい基礎であると考えていますので、体系的ではありませんが、引用をしています。本当にいい本なのでぜひ読んでみてください。
まずはどんなことでも動くこと
20代前半は悔しいと思うことが多い時期です。就職をしても思うように前進しなかったり、結果を出したいのに、出し方もわからないとか、社会人ってこんなにお金がないかと不安になったり、理不尽なことで叱られたり。やる気とエネルギーはあるのに、現実が伴わなくてモヤモヤしたということを思い出すとただただ「そのうち良くなるから」という声かけでは、足りないと感じています。だからといって、自分を変えることができるのは自分だけですし、誰かが環境を用意してくれるわけではありません。もし、今何かメンタルブロックがあって、自分でブレーキを踏んでいるのなら、今できる行動をしていきましょう。小さな一歩でもいいし、他人の目なんて気にしなくてもいい。続けていけば時間が見方をしてくれて、何かの結果は出てきます。その結果を少しずつ改善していけば必ず道が開けます。