信頼できる人の基本の行動
基本を大切にできる人は成長します。それも、小学生のときから続けているはずのことです。年齢を重ねるとなぜかできなくなることがあります。決して体力が必要なことや、特別なことでありません。すごく基本の基本のように思うかもしれませんが、ぜひ自分の周りを見渡して、自分のことも振り返って、できているかどうか確認をしてください。
あいさつをする
小学校6年生のとき、学校の門の前に立ってあいさつ運動をしていたことを覚えています。それぐらいあいさつをする習慣作りが大切なことだと子供の時から教わっています。意識しているとあいさつはできるんです。でも、関係性に慣れがあったり、緊張感がないとつい当たり前になってあいさつをしなくなります。就職活動で会社訪問をする機会があれば、ぜひあいさつを見てほしいです。会社に入った瞬間に無反応な職場なら、すぐにでも帰ったほういい、と思うぐらい状態を表します。逆に、Zoomでもリアルでも面接の機会などで、自分からあいさつをすることを心がけること。あいさつは自分のことを伝える最初の第一歩です。そして、特別なスキルも経験も必要ありません。しかし、第一印象を決める重要なものです。そして、その気持ちを入社してからも、3年経ってからも、10年経ってからも大切にしてください。あいさつができる人は職場でもセールスでも信頼されます。
何かをしてもらったら「ありがとう」という
親戚からお小遣いをもらっとき、「ありがとうは?」とお母さんやお父さんに言われた事ありませんか。小さいときは、何かをしてもらうことが当たり前なので、どう反応していいかわかりません。何かをしてもらったらありがとうという、このしつけを必ずしてもらっています。感謝を伝えるという言葉になると、おおごとのように聞こえますが、ありがとうをいう機会は毎日何度もあります。コンビニでお茶を買ったときに、レジの方にありがとうとも言えますし、友達がLINEをくれたことにありがとうとも言えます。相手が自分のためにしてくれるということは、当たり前のことではありません。自分に置き換えて考えてみれば、誰かのために何かをやっている瞬間はあります。もちろん、感謝されたくてやっていることではなくても、ありがとう、といって言ってもらえたら自分のことを認めてもらえているとか、もっと相手のためにできることはないか、を考えるようになります。基本の動作ですが、とてもパワフルな言葉が「ありがとう」なのです。
相手の目を見て話を聞く
人と話を聞いてるときに、本当に相手の言っている話を聞いていますか?自分が言いたいことを考えていたり、他事考えながら聞いていたりしませんか。120%集中して相手の話を聞くという練習をした時、いろいろな思考が邪魔をしている経験をしました。相手の話から連想して、違うことが浮かんできたり、相手の話を遮ろうと自分の考えが出てきてしまったりします。それでも集中して相手に意識を向けると、相手が大切にしていることが聴こえてきます。何を大切にしているのだろうか、何を心の奥で伝えたいと思っているのか。友達が失恋話をしているときに、アドバイスをしてみたくなったり、必要以上に同調して見たくなることもあります。しかし、しっかり話を聞ききると相手も伝えてよかったという気持ちになりますし、相手がどう感じているのかも自然と聞き取ることができます。目を見て話を聞くのは少し気恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、しっかり見て聞いてみると、集中することができます。視線が色んな所にいっていると、本当に聞いてくれているのかな?という気持ちにさせてしまいます。目の前の相手に集中することに、チャレンジしてみてください。
基本の基本ですが、自分でもできていないと反省することがあります。私達は1人で生きているわけではありません。必ず関係性の中で生きています。だからこそ、相手のことを思う行動をできるかどうかが大切になります。
今日も記事を読んでいただきありがとうございました。