自分を変えたい！もっと幸せになりたい！ふと思うときに、あなたは何をしていますか。本を手に取ってみる人もいれば、目標を立て直す人もいます。私たちが自分を変えるには順番があります。ウィリアム・ジェームズの言葉があります。

 

 

自分は不運だなと思っているときに、この「運命」を変えることにもがいても、「人格」が変わっていないなら不運のままです。人格というと大きな話にも聞こえますが、「習慣」を変えることがその人の人格に影響を与えます。挨拶をする、感謝する、笑顔でいるなど習慣を変えることで、人として魅力やあり方も変わってきます。習慣には「行動」が必ず付いてきます。何かしてもらったらありがとうと伝える、感謝したことをメモすること、日記をつけて振り返ることも行動です。では、行動を変えるためには何をしたらいいのでしょうか。自分の考え方を変えたり、想いを変える、つまり「心」です。日記を書いたら運気が上がるわけではなく、ただ、誰かのために奉仕することだけでも人は変わらないのです。運命、人格、習慣、行動、そして心。この順番によって自分が変わっていきます。

 

良いことをしていれば、幸せになるというのは、その前提としての想いや心があってのことです。何も心が変わらずに行動してるだけでは偽善です。募金をしたり、ボランティアをすることで人生が豊かになるということを否定はしませんが、心や考え方があってのことです。行動をしないよりしたほうがもちろん良いのですが、そこに正しい理念がなければ、結果は変わりません。苦手な相手がいた時、笑顔で接することを意識して行動したとしても、相手のことを苦手に思う気持ちがあれば、いつまでも分かり合えないです。ゴミ拾いをすることで人生が変わるのではなく、自分が心から世のため人のためを思っていなければ、ただの掃除をしているだけです。

 

自分を変えたと思う気持ちは、前向きのエネルギーに変えることができます。行動力に変えることができます。そのエネルギーを長く保つためには行動を変えるだけでは足りず、その心から湧き上がるエネルギーが必要です。資格を取ろうと思って勉強する時も、取れたらいいなではなかなか力が入りません。しかし、絶対取るんだという決意をしてるときは自然にモチベーションがあがり、行動もするようになります。この違いが湧き上がるエネルギーです。

 

もっと単純に考えれば、心の持ちようで運命が変わります。現実が望む状態になっていないなら、自分の心を変えることです。自分の内面に向き合うことで、現実も行動も変わっていきます。自分の心を知ることでこれからの自分を作っていくことができます。