自分に「OK」を出す
いつも自分にダメ出しをしていないでしょうか。
本当の自分はAを選択したいと思っているのに、Bにしなければいけないという自分もいてその葛藤の中で、自分自身にブレーキを踏んでいることがあります。時には、周囲の目が気になって、正解探しのようなことをしたりもします。しなければいけないと思っている自分に対して、自分の選択を選んでもいいよという「OK」を出してみませんか。
就職活動で企業選びをする時、本当は自分の中で行きたい会社があるのに、周囲からの見え方や親のことを考えて選んでしまうことがあります。自分の視野だけが狭くなっているのであれば、周囲の声も大切にしないといけませんが、決断の基準まで他人に委ねる必要はありません。最後は自分で決める必要があります。「こっちを選んだらなんて思われるのだろうか」「親がこうやって言ってたから」とブレーキを踏んでしまう自分がいたときに、「自分で選んでOK」と自分で自分の背中を押してあげたいのです。もちろん普段から自分にOKを出していないと急にはできません。就職という大きな決断でいきなりできるものでもありません。日頃の練習が大切ですね。
自分に対するダメ出しが癖になっていると、自分を否定することが得意にいます。こんなことを言ったらいけない、こんな自分が言える立場ではない、などが常に枕詞になっています。良いこと言ってるはずなのに、自己否定から入ると言っていることもネガティブに聞こえてしまいます。自信を持つことは簡単ではありませんが、まずは自分を認めて、肯定する練習をしたいです。そのためには、できたことを振り返ることです。日記でもTwitterでも何でもよいので、今日一日自分ができたことを言語化します。「朝起きれた」「ごはんが美味しく食べることができた」などどんな些細なことでもOKです。できなかったことが記憶に残りやすいですが、できたことは流れていってしまいます。しかし、できたことこそ、成長のきっかけです。なぜできたのか、何が良かったのかを振り返ってみると、できたことを再現することができます。できる自分が積み重ねていくことで、自分を認める事ができるようになります。
制限をしている自分がいたら「それをしてもOKだよ」と言ってあげてください。日々努力をしているからこそ、ブレーキを踏んでしまうことがあります。しかし、そのブレーキを外したら、それまでの努力が開花します。誰かがブレーキを外してくれることを待つよりも、自分で外す方が成長は早くなります。自分のできたことを認めて、もうブレーキを踏まなくていいということを教えてあげてください。