自分を信じて、できる理由を考える
壁に直面した時に、できる理由を探しますか。それとも、できない理由を探しますか。同じ壁でも人によって捉え方に違いがあります。どちらが自分を幸せにするかを客観的に考えればわかるのですが、自分のことになると見えにくくなっています。もし、できない理由を探すことが多いのであれば、「できる」自分に向き合ってみませんか。
口癖になっていることがあります。「私は分析が苦手だから」「私は企画することが得じゃないから」「私は面接が上手じゃないから」など、自分の思い込みが自分を作り出していることがあります。本当にその思い込みは事実でしょうか。誰にでも無限の可能性があると信じています。やってみたら意外とできるとか、食わず嫌いだったということが多々あります。一度その壁を突破してみたら自分の得意になったりもします。だからといって、自分の思い込みを外しましょうと言って外れるものでもなく、少しつづ「できる理由」を探すことに意識を向けることで、慣れていくものです。
ものの見方を変えてみると、できることが見つかることもあります。スノーボードをやっているときでリフトで登ってみたものの、急斜面の上級者コースを降りることはできないけど、迂回コースなら降りることができるという場合もあります。降りてくることは同じでも、やり方によって難易度は違うのです。どのように自分が物事をとらえるか、どの角度で見るかによっても、できる理由は見つけることができます。こんなに高いところまで登ってきたけど降りれない、と困っているのではなく、自分なら何ができるのかを考えてみればやり方は無限に出てきます。
できる理由を見つけることができれば、もっと自分の可能性を信じることができます。自分を信じることができるようになれば、他人も信じることができます。できない理由を探す癖がついていると、相手もできないのではないかと、信じきれないことがあります。どちらが幸せな人生につながるでしょうか。できることが多いほうが幸せですよね。私たちは思った以上に”だいたい”のことはできます。宇宙に行くと信じて宇宙旅行に行く人もいます。世界が困っている病気に効果のある薬を開発する人もいます。宇宙に行くなんて無理だと思っている人は、きっと宇宙に行く方法を考えようとはしないはずです。不治の病だと信じ切っている人は、特効薬ができるなんて思いもよらないはずです。信じるかどうかで可能性が無限に広がります。自分にはできると信じて「できる理由」を見つけましょう。