良い習慣づくり(主体性)
習慣を作るなら、良い習慣を作りたいです。嘆きの人生よりも楽しみの人生を選択したいです。良い習慣を作るためには基本原則があります。その中でも「心」の面について今日は考えていきます。
良い習慣づくり(心)
1 自分で主体的にやる姿勢(主体性)
人のせいにしない
自分でやることを明確にして実行する
〈やめること〉人頼りの姿勢
2 いつも進歩発展をめざす姿勢(現状打破)
人の助言はいったん全部聞くこと
難しい、無理です、できませんを使わない
〈やめること〉現状に甘んじる姿勢
3 他人の利益もはかる姿勢(協調性)
いつも笑顔と明るいあいさつに努めること
ありがとう・ごめんなさいを確実に言うこと
憎まず、バカにせず、敬遠せず、尊重し、思いやる
〈やめること〉自分だけよしの姿勢
引用:ランクアップノート 株式会社自創経営センター
自分で主体的にやる姿勢(主体性)
生活をしていると嫌だなと思うこともあります。グチを言いたくなることもあります。しかし、グチを言っていたら何か環境が良くなるでしょうか。誰かのせいにしていて幸せになったことはあるでしょうか。振り返ってみて、自分で行動したり、自分が変わっていくことで現実も、周囲も変化したことはありませんか。友達と喧嘩をして、ずっと相手が悪いと言い続けていたらいつまでたっても仲直りすることはできません。自分にも良くないところがあったと反省するから、お互いに分かり合えるのです。保育園・幼稚園に入ったすぐの頃は「人頼りの姿勢」だったかもしれません。しかし、年長にもなれば、自分で着替えたり、トイレに1人で行けるようになってきます。大人になっているのであれば、すでに「人頼り」にならなくても大丈夫なはずです。いつまでも誰かに頼っていたり、誰かがやってくれるを待っていているのではなく、自分で何を必要かを考え、行動する姿勢が大切です。
いつも進歩発展をめざす姿勢(現状打破)
私たちは日々成長をしていくことができます。その反面、現状維持を選ぶこともできます。しかし、現状維持を選んでいても、周囲は一日一日と成長をしてきます。何もしないで今に満足していたら、あっという間に後退してしまっていることになってしまうのです。そのためにも「人の助言」は遮らずにすべて聞くことからはじめます。人の話を聞かないということは、今の自分を変えるつもりがないということです。自分が正しい、今のままやればいいと思い込んでいると取り返しがつかない遅れをとることになります。現状を打破するときには壁もあります。その壁をみて、「難しい、無理です、出来ません」と言っていたら何も先に進みません。マイナスの言葉を自分に聞かせ続けて、成長することはありません。出来ませんと自己暗示していたら、出来ない現実を引き寄せます。変わり続けることは進歩発展のためです。同じところをぐるぐる回っていることは進歩ではなく、「手段」探しをしているだけです。現状を打破するをことを考えていれば、必ず突破口が見てきます。
他人の利益もはかる姿勢(協調性)
”世のため人のため”を大切にしている人は、いつも相手の幸せを考えています。もし、自分がずっと眉間にシワをよせて、あいさつもしない態度で人に接していたら、相手はどう思うのでしょうか。ありがとうも言わない、ごめんなさいも言わない人が、他人のためを考えているように思えるでしょうか。他人の利益というは必ずしもお金のことだけではなく、思いやりをもったり感謝をしたり、相手を尊重することも含まれます。自分だけがよければいいと考えている人に、人は集まってきませんし、どんな仕事でも1人で完結するものはありません。他人と協調し、協力する姿勢が習慣になっている人と一緒に仕事をしたいと思いませんか。自分も相手のことを助けるし、相手も自分に協力するという関係になることでより良い結果につながっていきます。
良い習慣を作ることは良い人生を作ることです。1日意識をしたら習慣になるわけではありません。日々の繰り返しによって少しずつ自分のものになっていきます。時間はかかるかもしれませんが、いつも原則に立ち戻って自分の姿勢と向き合いたいです。