結果とプロセス
どんな仕事も結果がすべてです。どれだけ努力をしても、その努力が結果につながっていることが大切です。議員選挙で演説を誰よりも回数行ったけど、選挙で落選したら議員活動は出来ません。毎日走り込みをしているけど、ヒットが打てない打者はレギュラーから外れていきます。そんなのはプロの世界でしょうと思うかもしれませんが、お金をいただいて仕事をしているのであれば、誰もがプロです。社会人1年目でも、20年目でもプロであることには変わりはありません。ただし、もっと大切なことがあります。それは、結果を出し続けるということです。
結果は時に、ラッキーだったり環境によってたまたま手に入れることがあります。結果は結果ですから、その事自体はよいのですが、それを自分の実力と勘違いしてしまうと自分の成長を止めてしまいます。なぜ結果が出たのかわからないまま評価されるのですから、同じ結果を出そうとしても続かないものです。結果が出るためのプロセスがどのようなものかに向き合うことです。プロセスだけ良くても結果が出なければいけませんが、結果とプロセスがつながっていて、再現性があれば、繰り返し結果を出し続けることができます。プロセスや過程を評価するというのは、結果は出なかったけど努力はしたよね、を褒めるのではなく、結果につながる努力をしていますね、を褒めるということです。ここを誤ると結果が出なくなります。
プロスポーツ選手が長く活躍し続けるというのは、才能もある程度あるかもしれませんが、そのための努力や積み重ねがあることはよく知られていることです。仕事で結果を出し続ける人は、結果を出すためのプロセスも大切にしています。ノリと勢いでは短期的にはよいかもしれませんが、長く走り続けることはできません。なぜかわからないけどうまくいっているときこそ、プロセスを振り返って、再現性のポイントを明確にすることです。それが分かれば、あとは改善しながら繰り返すことで、結果を出し続ける事ができます。