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2021/01/26

すぐにやるメリット
筆者:石黒太一
 

あとからやろうとしてやることを忘れてしまったり、気がついたときに期日が過ぎていたということがあります。
 
就職活動であればエントリー締切や書類提出期限など、日々締切がせまってきます。まだ時間があるからあとからやろうと思っていると、その記憶はどこか深いところに収納されてしまうということがあります。
 
机の上に提出課題をどんどん積み重ねていくと、いつの間にか書類の山に埋もれてしまうのと同じ現象です。
 
まずは、すぐに取り掛かること。すぐにやれば忘れることもありません。時間を置いてあとからやると、そのスタート時点まで記憶を呼び起こすために再度時間がかかります。
 
家族が多いときに、お風呂に連続で入ると追い焚きの必要はありませんが、時間が空いたりすると冷めしてしまいますので追い焚きをすることがあります。温めるのに時間も光熱費もプラスでかかってしまいます。自分の記憶も時間が経つことで「あれなんだったけ」、という復帰作業が必要になります。
 
それでも同時にすぐやらないといけないことも発生します。その時は、必ずメモに残して優先順位を付けます。
 
頭で記憶しておいても、今に集中する中で忘れてしまいます。できればデジタルメモよりも手書きのメモがおすすめです。手で書くことで記憶に残りやすくなります。もちろんデジタルもなくさないとか、リマインド機能でより自動的に自分をプッシュしてくれるというメリットもあります。
 
大切なことは、マルチタスクではなくシングルタスクにすることです。WEBでのセミナーを聞きながらエントリーを書くということをしたときに、同時に進行しているようでどちらかに意識は集中しているはずです。「ながら」で時間をうまく使いということは大切ですが、「ながら」に向くこと、向かないことはありますのでそこは明確にしておくことも必要です。
 
たとえば、移動時間に動画視聴をするとか、ちょっとした待ち時間に本を読むとかといった、ムダになってしまう時間の活用は効果的ですが、会社説明会に参加しながら、他の会社説明会を耳だけで聞くということはなかなかできないと同じことです。
 
 
すぐに行動すれば、自分の見積もっていた時間よりも早く終わることがあります。1時間ぐらいかかるかなと思って先延ばしにしていたものが15分で終わってしまうということもあります。
 
まず取り掛かってみるとやり忘れや、時間のムダも削減することにつながっていきます。

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