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2022/01/27

不変というものはない
筆者:石黒太一
 

「 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」平家物語の冒頭に出てくる言葉ですが、「無常」ということを考えてみたいと思います。

無常とは、この世のものは変化すること、永遠に続くのではなく終りがあるということです。


私達は、ふと今が永遠であるように感じてしまうことがあります。一緒に過ごす仲間とこれから先もずっと一緒とか、家族との時間が永遠に続くとか、自分の今の状態がこれから先も同じであるとか、何かしら思っていることがあります。

しかし、自分自身も1秒1秒変化しています。1年前の自分と今の自分が全く同じということはありません。親しかった友人と疎遠になってしまうということもあります。

春になると満開の桜を見ることがありますが、その状態は僅かな期間しかありません。

部活でしんどいトレーニングをやっていると、これが終わらないのではないかという気持ちになって心折れそうになりますが、必ず終わりがあります。

受験勉強をしていると、この勉強→模試→勉強のループがこれから何年も続くような錯覚を覚えることもあります。

幸せなことも、辛いことも必ず終わりがあります。先の見えないことに不安になっても仕方がないということです。今を大切にすること、時には、楽観的にとらえることも必要な場合があります。

見えない不安や今の辛いことにとらわれ過ぎていると、今目の前にあることや幸せなことを見失ってしまいます。


今は大変な思いをしていたとしても、そこには終わりがあって、また次の変化が必ず起きます。寒い冬が終われば春がきますし、夏がきてもいずれは冬がきます。だからこそ、今を大切にすることです。


自分の外の環境や刺激に左右されるのではなく、変わりゆくものであると考えて、自分がどのような態度を選ぶのか、何かを選択するのかで「とらわれている」ことから解放されていきましょう。

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