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2022/01/28

コミットメントを活用する
筆者:石黒太一
 

やりたいと思っていることが、ずっと手元で滞ることはありませんか。一步踏み出せばできることなのに、何か行動に移せない。だからといって今すぐにやらなくても困ることでもない。そうするとズルズルと先送りしてしまうこともあります。

やったらいいのに、というこの状況を打開する最も簡単な方法がコミットメントです。いつまでにやるとか、何を達成するとかを宣言することです。人に言ってしまった手前、引くに引けないということがあります。実は他人はそこまで気にしていないのに、自分が一番気にして行動をします。この特性をうまく活用することです。

言葉にして、具体的に期日を決めると突然自分との約束にもなっていきます。いつかできたらいいなでは、「いつか」は永遠にきません。

最も効果的だと思うのは、人に言うことです。親しい人でもいいですし、遠慮なくフィードバックをもらえる人に宣言することで背中を押してもらうこともできます。人に言うと、その行動に一貫性をもたせようとします。そして、定期的に話をしながら、その進捗を一緒におかけてくれるような相手がいるとより実現が近くなります。

書いて貼っておくということもあります。自分が実現したいことを紙に書いて目につくところに貼っておいたり、いつもスマホで見えるようにしておくということもできます。SNSのヘッダー画像を自分のコミットメントにしておくこともできますね。よく政治家を目指す方がWEBサイトで「こんな社会を実現します」と書いているのを拝見しますが、同じことですね。

SNSで宣言してみるということもあります。誰に対してではありませんが、書き込むことで見ていてくれる人もいます。いいねをもらえたり、コメントをもらえるとやってみようという気持ちにつながっていきます。


言いっぱなしになってしまってはいけませんが、言葉にしないとわからないこともあります。言語化することで具体的な行動になっていきます。「健康になりたい」ではどうしたらなれるのかがわかりませんので、運動をするのか、食事に気をつけるのか、何をするのかを人に話してみると自分自身でも納得していくようになります。


宣言したことは自分が一番聞いていますし、自分の中に言葉が残ります。もしかしたら話をした相手は忘れてしまうかもしれませんが、それでもコミットメントを活用すると、自分が変わっていきます。

2022年も1/12が終わろうしていますが、この1年で実現したいことがまだ取り組めていないなら、ぜひその目標を人に話してみませんか。

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