2022/01/31
「脳は否定形がわからない」と言います。言葉として否定形や否定後はわかりますが、「イルカをイメージしないでください」と言われたらイルカをイメージします。
〇〇をしたくない。〇〇をしない。こんな言葉を使っていると、いつも脳は〇〇の部分を鮮明にイメージしています。実現したいことをイメージすることは大切です。しかし、ネガティブなイメージを強く持っていたらネガティブな結果になってしまいます。
私達は常に肯定的に考えることです。〇〇がしたい。〇〇を実現したい。こうやってイメージすることで、できている自分や前向きな未来を想像することができます。
口癖で、「でも」「だって」と言っていると否定形をイメージしているかもしれません。なにか困難があるときに、できない理由を探すことはとても簡単です。誰かを批判することも簡単です。しかし、そんなことをしていても何も前には進んでいきません。
どうしたらできるか、実現するのかを考えることで、できているイメージを持つことができます。スポーツの試合で、負けたらどうしようと思っていると、負けるイメージをすることになります。折角のチャンスがあっても負けるイメージを持っていたらそのチャンスすらわかりません。絶対に勝つというイメージを持っていれば、僅差のときもちょっとしたチャンスを逃さなくなります。
できる未来も、できない未来も今決まっているわけではありません。どんな未来にするかは自分自身の考え方、行動次第です。不幸な明日があるわけではなく、不幸にしている自分がいるし、幸せな明日は、自分が幸せにしています。
言葉の使い方だけで目の前に現れる現実が変わってきます。否定的な言葉を使わないとイメージすれば否定語が思い浮かびます。肯定的な言葉を使うとイメージすると肯定する言葉が思い浮かびます。どちらの言葉を使うは自由に選択することができます。