MIRAI-ZINE

menu

2022/01/30

うまくいく自分になる
筆者:石黒太一
 

一流のプロと言われる人も、大成功してる人も誰でも最初は初心者でした。うまくなりたいと信じたから実現しているのです。
 
人は生まれてすぐに立ち上がったり、言葉を話すことはできません。少しずつ練習をしてうまくなっていきます。赤ちゃんの時に「話すことがうまくなりたい」と思うことはないかもしれませんが、周囲で話している人を見て真似をしながら言葉を覚えていきます。
 
みんなスタートは同じです。生まれ持った才能も多少はあるかもしれませんが、それを開花させるのは自分自身です。
 
できないと思ったらいつまでもできない自分が当たり前になります。できると思うからできるようになっていきます。
 
アニメ「ルパン三世」で主役のルパン三世の声を担当していた山田康雄さんが亡くなった後に、抜擢されたのはモノマネをしていた栗田貫一さんでした。ご本人が声優をやりたいと思っていたかどうかはわかりませんが、モノマネが本物になったのです。
 
本物とは何でしょうか。
世の中で売れている本で、完全なオリジナルというものがどれぐらいあるでしょうか。もちろんそ著者の体験や経験といっていう点ではオリジナルですが、元々は誰かに教わり、参考にしているものが必ずあります。
 
なりたいと思うから本物になれます。就職活動の会社説明やWEBセミナーで、ものすごくカッコいいプレゼンをする採用担当の人も、最初は見よう見まねで練習をしていましたし、先輩にダメ出しされながらうまくなっていっています。
 
どんな自分でありたいかを描くことです。真似でもいいし、今と程遠くてもいい。まずは描くことが大切です。
 
真似をするなら、その根底にあるものまで真似をすることで、いつか本物になっていきます。表面だけ真似ても剥がれてしまいますが、芯の部分まで真似をすることで、中身も本物になれます。
 
大谷翔平選手がマンダラチャートを活用していたといって、マンダラを描いたらメジャーで活躍できるわけではありません。一流のモデルが食べているものを真似してもその人のようになれるわけではありません。より本質の部分から真似をすることで、自分自身が本物になっていきます。
 
偽物も本物もありません。
自分が本物になればいいのです。正解なんてありません。なりたい自分に誰でもなることができます。できると信じる選択をするかどうかです。

TAG :

RECOMMEND