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2017/04/17

前年比123%の売上を出しながら残業10時間の削減を成功させた週2日のノー残業デー
筆者:岡部
 



 

お客様に幸せを提供するため、まずは自分たちが幸せになる

未来という社名には「人々の未来に夢を与えたい」という強い思いが込められています。私たちの商品やサービス、人々のライフスタイルを180度変えるような新しい価値観を世の中に提示していきたい。目指すものは、ただ商品を作って販売するのではなく、より多くのお客様に幸せを届けること
「アイムピンチ美容液」をはじめとする自社ブランド化粧品を通信販売している未来は、創業以来8年間右肩上がりで成長を続けています。社員の8割が女性という「キレイを提供し人々の心を明るくする」を経営理念に掲げている当社では、お客様にキレイと幸せをお届けするには、まずは働くスタッフが幸せでなければならないと考えています。そこで、ワークライフバランスのとれた働きやすい職場にするためノー残業デーを取り入れています。


 

月平均残業時間10時間の削減に成功

ノー残業デーを導入した1年前は、退社時間に太鼓をたたき電気を消して帰宅を促すことで、全社員が決められた時間に帰っていました。しかし、しばらくすると当然のように仕事をする者が出てきたり、電気を消してもすぐに点灯させて仕事を続ける者もいました。さらに、ノー残業デーのことなどすっかり忘れてミーティングをしているスタッフもいたりと、せっかくのノー残業デーが有名無実化していました。

そこで、昨年11月16日より再度運用を徹底致しました。まずは19時退社からはじめ、18:45、18:30、18:25と少しずつ時間を縮めていきました。そして、完全退社を徹底させるためチャットワークというコミュニケーションツールを使用して退社時間を共有するという仕組みを取り入れました。

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《 ルール 》
・18:25完全退社
・チームのリーダーは全メンバーが退社した時点で
 全社共有のグループチャットにて退社したことを報告する
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ノー残業デー以外の曜日も夜21時には完全退社が義務付けられています。21時以降の残業には事前申請を社長に出し、決裁をもらえなければ残業ができません。その結果、31時間だった全社平均残業時間が、ノー残業デー導入後の3月現在は月平均21時間となりました。


 

週2日ではなく毎日ノー残業デーが目標

残業するのが当たり前という意識を払拭させるため限られた時間内に最大の成果を上げるには仕事に時間をつけるのではなく、時間に仕事をつけることで、時間を意識して仕事を行っています。また、全社員にiPadを支給することで、書類の管理も紙ベースでなくデータ化、社長が参加する会議のスケジュールは、空きがあれば社員が勝手に予定を入れられる等、業務の無駄を省いています。
さらに、社員が行った業務改善に対して報告書を提出すると、1件あたり500円が支給される仕組みがあり、仕事の効率化を図るにはどうすべきか一人一人が考えながら日々の業務に取り組んでいます。
創業から8年間、私たちは年々売上を伸ばしており、今期の売上は前年比で123%伸びています。この4月からは水曜日だけでなく火曜日もノー残業デーが取り入れられており現在は週2日ですが、近いうちに毎日ノー残業デーにできるよう仕組みづくりをしています。


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ただ帰る時間を早くするだけでは社員の不満は溜まります。ノー残業デーを取り入れても仕事がスムーズに進むよう仕組みづくりも同時並行で進めています。
帰宅時間が早くなることで、習い事に通ったり、友だちと飲みに行ったりとプライベートも充実するので満足している。という
社員からの声をよく耳にします。ぜひ、ワークライフバランスのとれた働き方ができる未来で一緒に働きませんか?
 

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