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2022/02/05

地元で就職をする
筆者:石黒太一
 

就職を考えるときに「どのエリアで働くのか」はこれまで重要な条件でした。もちろんこの1、2年でガラッと変わるわけではありませんが、一部では勤務地の制約がなくなっている事実もあります。
 
これから数年をかけて働き方が変わっていけば、働く地域についての考え方は劇的に変わっていきます。
 
そういった時代の変化を理解しつつ、地元の優良企業に注目することも大切です。これまで東京に本社機能が集中していましたが、どこでも働けるということは、本社がどこにあっても働けるのと同じことになります。
 
働き方ではないですが、当社も名古屋に本社を置きながら、全国のお客様に商品をお届けをしています。対面接客と変わらない品質で顧客体験を提供することを創業以来取り組んでいます。それと同時に本社は名古屋なんですね、と驚かれることもあります。
 
サービス提供が場所にとらわれないのですから、自分が住む地域にすごい優良企業があるということはごく当たり前のことです。
 
新卒で企業を考える時に、自分の半径1メートル以内にある商品、サービスで考えてしまうことがあります。自分が普段使っている商品、SNSで流れてくる広告の会社など知ってる企業を選ぶことがあります。
 
しかし、自分が全く接点のない企業がものすごく面白いことをやっていたり、社会に貢献してる企業が全国各地にあることに気づくと目から鱗が落ちます。
 
大企業や中小企業、ベンチャー企業で区分して考えることもありますが、そこよりも自分が活躍できるかどうかで考えることです。
 
大企業に入って半年で辞めてしまう人もいれば、ベンチャー企業に入って半年で部下を持つ人もいます。その逆もあります。どちらが良い悪いではなく、合うか合わないかです。必ずしも環境だけではありませんが、活躍できる環境の方がいいですよね。
 
そのためには、先入観を捨てることと、ご縁を大切にすることです。志望度はそんなに高くなかったが、働いてみるとものすごく自分に合っていたということがよくあります。
 
企業は自社で活躍して欲しいと思って採用をしています。ですから、その確証がなければ選考で合格は出しません。最後は本人が努力する部分も大きいですが、活躍できる可能性があるから内定をもらうのです。
 
ご縁を大切にする人はその可能性を活かすことができます。自分が活躍することをイメージして企業を選ぶこと、全ての出会いには意味があることを信じることも必要です。表面だけを見るのではなく、本当に大切なことは何かをじっくり考えて働くことに向き合っていきましょう。

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