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2022/02/10

他者の目からわかること
筆者:石黒太一
 

他者を客観的に見た時に、違和感を感じる事はありませんか。自分にとっては当たり前のことが、他者にとっては当たり前じゃないことということがあります。

自分の思い込みや先入観からのやり方・考え方を変えたら、劇的に結果が変わるということは少なくありません。学生生活でも自分が今までやっていた勉強方法を、塾で教わったりや先輩に聞いてガラッと変えて成績があがったという話と同じものです。

自分が今やっているやり方は、過去の経験や成功体験を基に続けていることもあるかもしれません。この事自体が問題ではありません。ただし、他者から見たときに、もっと結果につながるやり方があったり、完璧だと思い込んでいたものが実はまだまだ改善の余地があったりします。

逆に自分が気づかない良い点に気づくことだってあります。自分はできていない、普通だと思っていたことが他者から見たときにものすごくレベルの高いことだったと知ることも実際にはあります。

慣れてしまったり、日常になっているとそれが当たり前、常識、普通になってしまい、進化していかなくなります。しかし、周囲はものすごく早いスピードで進化をしているとしたら、あっという間に周回遅れになってしまうことだってあります。競争に巻き込まれすぎる必要はないかもしれませんが、気づいたら周囲は手の届かないぐらい先に進んでいたでは取り返しがつかなくなります。

他者のからの指摘やフィードバックは耳が痛いこともあります。しかし、そこは素直に受け取ることが大切です。普段から素直に受け取っていれば、その事にも慣れます。いつまでも過去のやり方、考え方に固執をしていると頑固になってしまいます。

変えてはいけない大切なことも必ずありますが、変わり続けることも大切したいものです。中学生になればランドセルを使わなくなりますし、大学生になれば制服を着なくなります。過去にとらわれ制服を来たままランドセルを背負って、大学に行っていたらちょっと違和感があります。

ただし、他者の目だけを気にしてしまうのはまた違います。いつも周囲からどう見られているのかばかりを考えていると、自分を失ってしまいます。あくまでも、他者から見たフィードバックを活かすということです。


自分にとっての思い込みを自分で剥がそうとしても、なかなかうまくはいきません。なぜなら何が思い込みかもわからないからです。他者からの視点、指摘、アドバイスを素直に受け取り、自分自身のアップデートをしたいものです。

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