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2022/03/09

楽しい仕事とは
筆者:石黒太一
 

楽しい仕事に就きたいと思っているのであれば、自分で仕事を楽しむことを考えることです。「楽しい仕事」が存在するのではなく、いかに自分で仕事を楽しむことができるかです。

ディズニーランドで働いたら楽しいのではないかと思うことがあります。ゲストとしてパークに行くとワクワクするし、感動するし、こんな空間で働けたらいいなと思った事があるかもしれません。もちろん、キャストとしてディズニーキャラクターに囲まれて仕事をすることが幸せなこともあるでしょう。だからといって、仕事を楽しむ姿勢がなければ、どんな環境であっても必ずしも楽しい事ばかりではありません。

主体的に取り組むことことで、仕事の楽しさは見えてきます。上司に指示されたから、マニュアルに書いてあるから、だけで行動していると考えなくなります。考えなくなると作業はできますが、自分で考え、実行して結果がでたときの喜びは感じることができません。

常に創意工夫をしたり、もっと良くなるようにやってみようとチャレンジして、結果が出るからやりがいにつながってきます。ボーリングもガーターがあるから真っ直ぐ投げようと練習しますし、あと1本が倒れないから工夫しようとします。もし、ガーターもなく、毎回ストライクがでるボーリングだったら、全然楽しくありません。仕事も、出来ないことがあったり、失敗したり、うまくいかないことを自分で乗り越えていくから、楽しくなります。


完璧な仕事というものはありません。人だからできることがあります。「いずれAIにとって変わられる」と言われている仕事もありますが、人が判断することは残っていきます。洗濯板を使って洗濯していた時代から、洗濯機が登場し、脱水乾燥までやってくれる洗濯機に進化しても、それを使うのは人であって、人がやることは必ずあります。完璧がないからこそ、面白いのです。

仕事を楽しむことができると、「あなたに任せたい仕事」が増えてきます。一緒に仕事をするのなら、仕事を楽しむことができる人と嫌々仕事をしている人でどちらをあなたは選びますか。自分が選択することを相手も選択します。仕事を楽しむために、主体的に行動する人になっていきたいです。

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