2022/03/10
自分の強みを伸ばすことが、最も貢献できることです。
「自分の」という表現をすると、自分のためのように聞こえますが、結果的に周囲や社会にプラスの影響を与えることができます。逆を考えるとよくわかります。自分が苦手なことを一生懸命やることが決して悪いことではありません。基礎的なことはやらないといけないのですが、自分の弱みを克服しようとして時間を無限に費やすことは、負担になります。
自分の強みを伸ばすことは、今できることが更にできるようになるということです。すでに貢献していることがあるなら、さらに役に立てるようになります。伸ばしていくためには、壁もあります。プロスポーツ選手がさらに技術を高めるということが単純ではありません。自分の強みを理解し伸ばすことは、できないことができるようになることよりも難しいこともあります。しかし、2+3=5のように積み上がっていくだけではなく、指数関数的にやればやるほど伸びていくのです。
就職活動で自分の強みをじっくり考えると、人並みの言葉しかでてこないので思い悩むことがあります。それも大切なことです。人並みであっても、ありきたりでもまずは自分と向き合うことからスタートです。就職活動をしなければ、気づかなかったこともたくさんあります。できてないではなく、その行動をしたことを認めることが、自分の強みを伸ばす第一歩です。
できていない自分を見つけたり、自分の弱みが目についたりして落ち込むよりも、できていることに目を向けることです。それは、他人に対しても同じことです。人の弱みをずっと指摘しているよりも、強みを見て、ほめることの方がお互いにとって幸せな結果を生み出すと思います。
強みを伸ばす習慣が身につくと、自分自身や他人との関わり方に変化がでます。誰にでも強みはあって、その人の個性があります。強みと個性を伸ばすことが自分らしくあるためにも大切なことです。