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2022/04/12

時間が足りない理由
筆者:石黒太一
 

忙しくて時間がない。もしこのように感じるなら、普段の時間の使い方を見直すきっかけです。時間は誰にとっても平等です。1日36時間の人もいないし、1時間が90分の人もいません。同じように時間が流れていきます。時間をためておくこともできないし、取り返すことも出来ません。時間の使い方が変わると普段の充実感も大きく変わってきます。
 
優先したいことに時間を使っているでしょうか。優先したいことの定義もそもそも重要なことです。自分が目指す状態のために必要なこと、自分の目標を達成するために大切なことに時間を使っているでしょうか。「時間を溶かす」ような時間の使い方をしているとあっという間に時は経っていきます。スマホを片手に受動的に生活していると、どんどん時間は流れていきます。休息を取ったり、リラックスすることはとても大切なことですが、ずっと休息をしていたら何も始まりません。
 
ムダがあるのであれば整理することです。一度全て出して、いるものいらないものに分け、いらないものは徹底して捨てます。机の上や冷蔵庫の中でやってみるとよくわかります。もし、山積みになっているなら整理をしてみます。なくなったと思った物が出てきたり、スペースを空けることができます。そうしたら、同じように山積みにならないために、ものの置き場を決めます。これが整頓です。置き場を決めれば、他のものを置くことはできませんし、もしなくなったらすぐにわかります。ただスペースを作っただけだと、人の本能的にスペースを埋めたくなります。だから整頓が必要なのです。
 
時間が足りないときに限って、捜し物をしていることはないでしょうか。書類やデータ、資料などを探すことで時間をムダにしています。本来生産的に使えた時間を探すことをしていたら、もったいないですよね。国語の問題を解くときに、設問毎に何度も何度も同じところに戻って探していたら回答時間が足りないとの似ているかもしれません。朝の時間がないときに、どこかに隠れるスマホ、課題提出日の先日に行方不明になるプリントなど、場所を決めておかないと探している時間が増えていきます。
 
整理整頓は子供の頃から言われ、実践しているはずなのに、なかなか普段からできていないことの一つです。だからこそ、できるようになると他者との差がつきます。難しいスキルを身につけることも大切ですが、基礎基本をしっかりできるとそれだけで実力が高まります。

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