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2022/04/17

​面白いことは自分で作る
筆者:石黒太一
 

嫌なことを続けることは簡単なことではありません。自分にとってワクワクするからこそ長く続くものです。面白いことをやりたい。これは誰でも思っていることです。では面白いこととはどのようなことでしょうか。
 
「勉強や仕事はしかなくやること」「趣味はやりたくてやること」この区分は正しいでしょうか。あくまでも価値観・考えですから人それぞれですが、決して簡単に分けることができるものではないと考えています。勉強や仕事が面白くて夢中になっている人は世の中にたくさんいます。その人たちがやっていることが面白いことなのでしょうか。もちろん、面白いことをやっている人もいれば、自分で意味付けをして面白くしている人もいます。
 
私は学生の時、漢文が苦手でした。何が面白いのかと思っていましたが、妻からは英語と文法が似ているから漢文が一番面白かったと言われたことがあります。受験のために覚えなければいけないという気持ちでやっていたら何も楽しくありませんし、ただの作業になってしまいます。そこに面白さを見出して自ら学んでいこうとすれば必然的に漢文のテストの点数は上がっていきます。
 
どのようなことも、面白くすることはできます。面白くするために必要なことは中途半端にやらないということです。熱中してみる。探求してみる。目の前のことをちょっとだけ一歩深く踏み入れてみることです。ゴミ拾いを義務だと思ってやると気持ちものりませんが、その地域をピカピカにしてみんなが気持ちよくすごせる空間を作っている、と考えてながらやればゴミの拾い方も変わってきます。
 
面白いことはないだろうか、いつもつまらないことしかないと思っているのであれば、どんなことでもいいので、一つ熱中してみることです。夢中になれば、奥深さが知って面白くなってきます。ゴミ拾いも、トイレ掃除もそれだけで書籍やセミナーなるぐらいの奥行きがあります。
 
誰かが面白いことを持ってきてくれるのではなく、面白くするのは自分自身です。自分で機会に変えてしまえば、なんだってできます。少しだけ視点を変えたら、見えること全てがワクワクになります。

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