活躍する社員の特徴
活躍する社会人は業種、業界に問わず、共通点があります。この共通点を持っている人は3年目までにチャンスをつかみ、自分の可能性を広げることができます。誰もが本来持ち合わせているものの、自分本位になることで見失っている特徴です。
・素直
・まずやってみる
・粘り強さ
この3点が社会人3年間で大きな差を作り出します。がむしゃらに努力している人は自然とやっていることですが、ちょっとしたプライドやTakerになっていると実践できなくなっていることがあります。
素直であることは、自分が気づかない自分の可能性を広げていきます。思い込みや自分のパラダイムがいかに狭い世界だったのかに気づくと、無限の可能性を感じます。
答えが明確な時代であれば、過去の成功パターンをなぞっていけばよかったですが、今は全く違います。誰も答えを知りません。唯一、実践して出てきた結果が答えです。早く失敗して、改善していけば誰よりも早く成功することができます。
諦めることは簡単です。しかし、成功するまでやり続ければ、失敗はすべて学びです。途中でやめてしまったり諦めることは、せっかくのチャンスを自ら投げ出しているようなものです。
高いスキルや専門性を身につけていくには、その基礎が重要になります。基礎がないままスキルを見つけてもそれは知っているだけの知識になってしまいます。運転免許証があれば、自動車を公道で運転することができますが、資格があるから仕事できるとはまた別のことです。学び続けることはとても重要なことです。貪欲に学ぶことなく進化はありません。しかし、実践のない学びは本当の実力にはなっていきません。
予測不可能な時代というのは、誰にとってもチャンスがあるというとらえ方もできます。過去の成功体験は通用しませんし、明確な答えを誰も知りません。できるまでやり続ける粘り強さが道をひらいていきます。
ただし、どんな時代であっても、原理原則は変わりません。古代ギリシャでも、鎌倉時代でも、明治維新でも、物事の真理は同じです。だからこそ、先人から学ぶことや基礎というものは普遍的なものです。
活躍する社員の特徴というのは、企業のカルチャーやバリューによっても多少は異なりますが、まずは「活躍する社会人」になっていくことからはじめることが大切です。早い段階で基礎を理解し、実践していると、自ずとチャンスをつかむことができます。